伝統のあるホテル

いわゆるリングの地下鉄・トラムの割と大きなSchottentor駅からリング外に徒歩3～5分のところにあります。駅からホテルまでは公園なので、駅からホテルがよく見えます。道に迷うことはありません。となりには、Votivkircheという教会があって、それだけで観光をしている気分です。いわゆるウィーンの繁華街へはトラムを使ってで10分～15分で行けます。

またこのホテルは、1880年頃からある伝統あるホテルなので、正直近代的なものは求めてはいけません。鍵も鍵穴を回すタイプですし明かりも暗いです。冷蔵庫も鍵付きです。部屋も古い感じです。ただ、ロビーなども含め、博物館的な古都ウィーンの感じは十分に味わえます。

また、そんな雰囲気なのにシングルルームがあるせいか、ビジネスで使っているひとも多いでした。朝食時にはキリッとスーツを着たビジネスマンをたくさんみました。ちょっと不思議な感じですね。

また従業員の方も、オーストリアの典型的なタイプなので、愛想などはありません。ごくシンプルに泊まるしかありませんでした。ポットなどはありません。最低限のアメニティはあります。

部屋はシングルルームで押さえたのですが、ベットが広かったので、もしかしたらダブルに変更されていたかもしれません。でも、あの部屋がダブルならば、二人だとかなりきついかも。

朝食は普通。3日いたらちょっと飽きました。なんか日当たりのよい場所や奥まって落ち着いた場所は通してくれなかったので、多分、お部屋のクラスによってずいぶん分けられているようです。

窓の外にトラムが走る環境だったので、ちょっと早朝からうるさかったですね。

ただ、安全な感じはとてもしました。そもそも、オーストリアのひとは総じてそんなに愛想は良くないですよね。可もなく不可もなくというホテルです。