プールの向こうは海。立地の良さを満喫すべし。

サヌールの真ん中、ビーチ沿いのホテル。
町のメインストリート、ダナウ・タンブリガン通りから少し奥まった所にあります（そのためビーチが目の前）。
ロビーは開放的。庭を望むロビーでウエルカムドリンクをいただきながらチェックイン。7月末はストロベリーとミントのジュースでとても美味しかったです。

部屋は、一番ランクが下の数も多い部屋。場所はフロント近くの建物の2階。部屋は可もなく不可もなし。リゾート…というよりは、普通の中流の町ホテル（値段控えめ）という感じ。バスルームが古くて綺麗とは言えない。不潔ではなく、古い。バスタブは、部屋によって付いていたりなかったりと聞いていたが、バスタブは有りました。シャワーカーテンをしても床がびしょ濡れ。バスタブのすぐ横にトイレ。なので、トイレに入る時に足が濡れる。タオルはバスタオル2枚、フェイスタオル2枚。フェイスタオルをバスマットにし、もう一枚も床に敷いたけれど、まだ濡れている。
カーテンがペラペラだったので、もう少ししっかりした素材と幅があれば改善されるとは思いますが…。
アメニティは、石鹸、シャワーキャップ、リンスインシャンプーとローション。歯ブラシがないので注意。ヘアドライヤーはあります。

ベッドルームの先に広いテラスがあり、ホテルの庭とフロント、プールが望めました。目の前の木に人口の蜂の巣が二つ。蜜蜂やリスを見ながら水着を干したりリラックス。

プールは深い部分と子供用の浅い部分があり、バーと繋がっているので、プール中のスツールに腰かけながらお酒も飲めます。17時から19時だったかな？20%オフのハッピーアワーでした。
デッキチェアからの目線、プールの先にはビーチが。白いパラソルも並び、リゾート感を満喫できます。
プールとビーチの間が遊歩道になっており、ジョギングや散歩が楽しめます。その遊歩道手間、プール脇にレストラン席が何席かあり、水着のままランチもできました。
ここのレストランは、ホテル価格にしては高くなかったです。外に出るのが億劫、プールでのんびりな気分の時はここで食べるのもお勧め。

朝はなんと言ってもサンライズ！
ビーチから昇る朝日は最高です。犬がたくさん散歩しており（飼い主は不在）、朝日の中じゃれ合姿、遥か彼方、遠浅の海で魚を釣る地元の漁師の姿、船。早起きが楽しみになります。

スタッフは、フレンドリーという感じは全くありませんでした。
こちらのホテルの前は、ウブドのロイヤルピタマハに3泊していました。ピタマハのスタッフは皆（本当に会う方全員）笑顔で、たまに手を合わせて丁寧な挨拶してくれましたし、動作もキビキビしており気持ちの良いものでした。が、グリヤサントリアンのスタッフは、目が合ってもこちらが言わなければ挨拶しませんし、動きも機敏ではありません。フロントやレストランなど、ゲストサービスのスタッフは悪くはありませんが、ハウスキーピングや掃除スタッフの態度が気になりました。ピタマハがあまりにも素晴らしかったせいもありますが。

町は、遠出はしませんでしたが、徒歩5分以内に大きなスーパー、ハーディーズがあり、お土産や部屋で飲むビールはそこで買いました。入り口隣のジェラート屋も南国フレイバーが揃っており美味しかった。その隣は両替できるATMが数台並んでいました。壁に日本語も書いてありました。
近くにサークルKがあり、両替はこちらを利用しました。夕方遅めに行くとお金がないから明日来てくれと言われました。
ウブドではお土産屋の両替も利用しましたが、誤魔化されるようなことはありませんでした。一応、計算機を持参しましたが、どこも、計算機を見ながら一緒に確認したり、紙幣を確認してくれと言われました。

ビーチ沿いの遊歩道を歩けば、すぐ隣にレンタサイクル屋もあり（1日3万ルピア、24時間なので翌日返しでもOK）、マッサージ、ネイル屋が点在しています。タンブリガン通りよりこちらを歩くのが気持ちよかったです。

サヌールは、聞いていた通りヨーロッパ系やオーストラリアからの旅行者が多かったです。ウブドはアジア系、日本人も多く緑の町でしたので、サヌールの来たらまた別の国に旅行に来た感覚になりました。
ホテルは、客室のレベルは除き、サヌールというビーチリゾートを満喫するには十分なホテルです。立地抜群。何と言ってもプールとビーチ！これにつきます。
折角ですから、こちらに滞在の際は観光から離れてホテルに篭り、プール、ビーチを満喫してください。もし、ハネムーンなどでご利用でしたら、是非ビーチウイングかデラックス以上のお部屋で
。

追記ですが、朝ごはんは悪くありません。ナシゴレン、春巻きがあったくらいで、後は普通の洋食ブッフェ。食後はコーヒーを持ち出してビーチのチェアでゆっくりしていました。これも至福のひとときでしたよ。