ここはお勧め出来ません。
宿泊したい当日に電話で予約をし、クレジットカード番号も教えました。
その後ミュンヘンから列車でバーデンバーデンへ。駅から201番のバスに乗り、Leopoldplatz下車。
長くきつい石段を上り、やっとたどり着いてインターホンを押し、名前を告げました。
すると帰ってきた答えは短く、
「あなたはすぐに来ると言わなかった」
一瞬何のことかわからず固まっていたら、ちょうどそのホテルに宿泊しているドイツ人の老夫婦が外から帰ってきたところで、鍵でドアを開けてくれました。彼らも僕たちの短い会話を聞いていました。
入っていいものか躊躇しましたが、男性の方が「どうぞ」と何回も言ってくれたので直にホテルの人と話すことにしました。
フロントに人は誰もいなく、ベルを押してくれと書かれていたのでそうしたところ、階段から一人中年の女性が笑いながらその老夫婦と挨拶を交わし降りてきました。インターホン越しにぶしつけな一言で予約客を断った女性とは思えない態度でした。
僕が予約したことを話すと、
「部屋はつい先ほど他の人に貸した」
「あなたのクレジットカード番号はまちがっていた」
「あなたは(2時にミュンヘンから電話したとき)6時に来ると言った。だから新しい客が来たとき同僚がカードを調べたところ、その番号は存在しなかった」
これが本当ならばホテル側の態度は理解できます。しかし僕は乗る列車が決まっていて到着時刻を知っていたので、8時に着く、と言ったのです。6と8を聞き違えるくらいの人だから、カード番号を聞き間違えるのは当然のことでしょう。しかし腹が立ったので、もう一度控えたカード番号を言ってくれ、と要求しても言葉がわからないふりをされました。(僕はドイツに住んでいるのでドイツ語を使いました)
地球の歩き方にも載っている宿だったので信用していたのですが、がっかりでした。雨の中次の宿を探すのはとても大変でしたが、次がとてもいい所だったので、バーデンバーデンを嫌いにならずに済みました。
高級保養地の一泊43ユーロはもしかしたら「ものすごく安いサービスを受ける」ことを意味するのかもしれません。
どうしてもここに泊まりたいのなら、メールで予約した方がいいです。
それでもおすすめは出来ません。ドイツ人は都合が悪くなると言い訳に言い訳を重ねて自分を正当化させる傾向があります。この人もその典型でした。
そのような人が経営をしているホテルは、例えメールで予約しても当日に難癖をつけられて断られるかもしれません。
注意した方がいいです。