シェムリアップに6泊するので、気になった3つのホテルにそれぞれ2泊ずつ宿泊しました。
①ザ ローカル タイム ヴィレッジ(2023/12/29-31 \10,460)
②サム ソー ブティック ヴィラ(2024/01/01-03 \8,716)
③タネイ アンコール リゾート アンド スパ(2024/01/03-05 \8,782)
シェムリアップのホテルは大晦日以外は連日ほぼ同じ値段設定だったので、3つとも値段的には同レベルと言っていいかもしれません。
ネットの書き込みで外国人の評価がとてもよかったので、今回一番前評判が高かったサム ソー ブティック ヴィラですが、期待外れでした。
場所は結構分かりにくく、夜になると周辺で飼われている犬たちがちょっと危険。
未舗装の道を進みながらようやく到着、チェックイン後に案内されたのは1階の部屋、もともと2階以上を要望していたので変更をお願いすると掃除していないとのこと。
10分待てば掃除するとのことだが、そんな簡単に掃除できるのかと疑問。
結局、夜勤の男性スタッフでは判断できないのでマスターと呼ばれるおばさん登場。
このマスターはかなりやり手で、ハードネゴシエーションの結果は朝食を$10($5×2日分)で提供するとのことで妥結。
早速部屋に入るとバスタブがないので、再びフロントへ。
今回の旅ではバスタブのあるホテルをピックアップしており、Booking.comでは全部屋にあるはずだった。
しかしこのホテルには1階と3階にそれぞれ3部屋、そして2階には2部屋あり、2階が広めでバスタブ付きの上位クラスに設定されているとのこと。
どうしてもバスタブが欲しかったので、再度マスターとネゴった結果、朝食をやめた分の$10を部屋代に追加して翌日2階に引っ越しすることにしました。
ちょうど交渉がまとまったところにオーナーのサムソーさん登場。
この方はニコニコした好々爺、ビールでも水でも無料だから1本持っていけと言ってくれました。
オーナーがいい人すぎるから、その反面マスターが厳しめなのかもしれません。
ようやく部屋に入って荷物を広げて落ち着いてくると、色々気になり始めました。
まず蚊が入ってきたのでしっかりドアを閉めようとするが、隙間が空いている。
仕方ないのでカーテンを閉めようとするも、カーテンレールにランナーが大量に差し込まれていて、左右のカーテンがしっかり絡まず隙間ができるから蚊も外の光も入って来る。
テレビを見ようとするがリモコン無反応。
本体脇のボタンで操作するも、チャンネル変更のボタンは死んでいてディスカバリーチャンネルしか見れない状況。
そしてスマホの充電をしようとコンセントを探すと、壁には蚊の死骸。
そしてあちこち微妙な掃除具合、チェックイン時に10分で掃除すると言っていたのは、多分ベッドメイクくらいしかするつもりがなかったのだと思いました。
2日目は2階にお引越し。
やはり前日よりも広くゆったりできるが、相変わらず掃除の具合は微妙。
一番困ったのはベランダのドアがしっかり閉まらないうえ、ドア同士に隙間ができてしまうこと。
仕方ないので、エアコンをガンガン効かせて蚊が入ってこないようにしました。
唯一気に入ったのは待望の湯舟でした。
周辺は静かで、少し歩けば各国料理も楽しめるレストランも多めなので、フランス人のように1か月くらい滞在するならマイナス部分も気にならなくなるかもしれない。
でも長くても1週間くらいの宿泊では、慣れる前にストレスたまる一方で厳しいと思いました。