夜にウズベキスタンに到着した後、翌朝すぐに国内線ターミナル(ターミナル3)からヌクス行きの便に乗る予定がありました。そこで極力ターミナル3に近い宿を探していたところ、ここを見つけました。
タシケントの街の中心部とは空港を挟んで反対側にある、まだあまり開発の進んでいなさそうなエリアにあります。整然とした中心部とは異なり、街並みからは地方のうらぶれたロードサイド的な雰囲気も漂っていましたが、つい最近ホテルの目の前の幹線道路沿いにタシケントメトロ(地下鉄)の新線が開業したらしく、徒歩10分くらいのところに駅もできたとのこと。夜到着だったので配車アプリで到着しましたが、メトロの営業時間内ならそちらからでもアクセスできそうです。
1泊約US$16+クレカ決済手数料=約2,400円 という格安のシングルルームを予約したところ、室内にあるのはベッドとサイドテーブルと戸棚とテレビのみ、その他の設備は階ごとに共有というスタイルのミニマリストみたいな部屋が当たりました。あまりにも簡素ですが覚悟の上での予約でしたし、室内も共有スペースもよく掃除されていて清潔で、一切不快感は感じませんでした。エアコンが無いのが若干の不安要素(他のグレードの部屋には普通に設置されているっぽい)でしたが、宿全体に冷房が効いているのか、寝苦しさは全くありませんでした。
朝食ビュッフェもあるようでしたが、5時過ぎにホテルを発たねばならず利用できなかったのがちょっと残念です。
「寝られればそれだけで十分だがドミトリーは嫌。個室がいい」「徒歩圏内に他のお店がなくても特に困らない」「翌日の遅刻が怖いので極力ターミナル3の近くで一夜を明かしたい」という条件を満たせる人にはうってつけのホテルだと思いました。