漸く旧正月も終了し、観光客が捌けた頃を見計らって(もうすぐ野焼きによる大気汚染の季節が来て、その後は地獄のような灼熱の日々が続くので、この時期を逃すと、雨季直前まで待たなければならなくなってしまうので…)、チェンマイまでささっと、足を延ばしてみた次第。
「ちょっとチェンマイにでも行こう」と、突然思い付き、(旅行シーズンの端境期に)仕事とか都合とかetcetc何の躊躇も無く、あのチェンマイまで、約1時間で、片道数千円で、しかも「国内線」で来れてしまうというこのお気軽感…全く持って嬉しい。
タイに住むという事はこういう事かぁ、と心から感謝するしかない。
さて今回、二日目に宿泊したのはこのホテル。
なんだか、値段もリーズナブルで、サイトの写真が洒落ていたので予約してみた。
実は、ターペー門から向かって、この右側に宿泊したのは初めて。
この辺りは、最高でも1,500B/泊前後の小規模ロッジ系のホテルが沢山密集しているので、こういう雰囲気が大好きな欧米人たちが山の様に宿泊し、道を闊歩している。
ここチェンマイの旧市街地内は結構広く、奥に入れば入るほど静かで、ホテルの間隔も比較的広く、観光客も分散している様に見えるのだが、この辺りは小さな小道の密集している感じで、それだけ外国人観光客の密集度が高く見えてしまうのかもね。
夜はこのBBマントラホテルの周辺、例えばマントラの奥に進み、左折した「Ratvithi 2 Alley」「Ratvithi Rd Lane1」をまっすぐ行くと、朝から夜まで、(欧米人か好きそうな)洒落た飲み屋や飯屋が多く固まっており(ホテルの一階を開放し、少し大きめのバール兼レストランというケースが多い)、その途中の「Moon Muang Rd Line6」も、本当に静かで素敵なバールが沢山ある。
ここはほぼ住宅街な為なのか、でかい声を張り上げて歌を歌ったり、大きな音響で音楽を鳴らすような騒がしい感じではなく、静かにおしゃべりを楽しんでいるような雰囲気の場所が多い(あ、勿論、場所柄そんな高級なお店は皆無ではあるが)。
「Ratvithi Rd Lane1」をまっすぐ進んで行くと、中規模の広場もあり、夕刻以降は、ちょっとした屋台村になっていて良き。
兎も角、静かな感じの場所の割には、意外と便利な場所である。
さて、BBマントラホテルに関してだが、写真でみる程、綺麗ではなく、古い建屋を綺麗に整え、使用している感じ(エレベーターはない)。
確かにこの辺りでは比較的大きい宿で、部屋自体もプールサイドだと、バルコニーもついて、プールを眺め下ろせる(...かと言って高級感はないが)雰囲気が売りの模様。
今回、実際に宿泊してみて「写真写りがひじょーーーに、良いお宿!!」という事は分かった。
実際には、バンコクのカオサンRdにある昔からある中規模クラスの宿の上級ランクの部屋ぐらいのイメージか。
少し古いロッジホテル程度と思って泊まれば全く問題ないのだが、ちょい部屋の中の「蟻」が気になったかなぁ…(この手のホテルでは致し方ないのだが)。
まあ、季節にもよるが、5,000円台/泊ぐらいならリーズナブル…ここが8,000円~1万円台とか言われたら…考えちゃうかなぁぁ…
何れにしても、今回この辺りに初めて宿泊してみて、意外に雰囲気が良かった事だけは印象に残った。
次回、チェンマイに来た際には、もう一度この近辺に宿泊して、探索してみたい…と思わせる場所ではあった。