機能的なシティホテルとは一線を画す、こじんまりとしたブティックホテルです。
周りは一般のアパートが連なるエリアで、窓からの景色はリスボンの下町そのもの。
といっても、バイシャとバイロアルトの境界あたりで、ビッカのケーブルカーからすぐ、カモンイス広場までは徒歩10分以内と、不便な場所ではありません。
チェックイン時にはリスボンの見どころや交通機関を丁寧に説明してくれたりと、温かなおもてなしの心が感じられました。
希望すれば様々なリクエストに個別に応じてくれそうな印象を受けました。
古い建物を改装しているため、床が軋んだり傾いていたりする箇所もありました。
アンティークテイストとモダンアートが混在するちょっと面白いインテリアでしたが、不思議と懐かしさも感じさせ、まるで知り合いの家にお邪魔しているようなリラックス感がありました。
建物の入口や内部は段差だらけですが、お願いすれば荷物は運んでもらえます。
母体のShiaduグループは他にもリスボンやポルトで何軒かのホテルやレストランも経営しているようで、それぞれインテリアも異なるので、泊まり比べてみるのも楽しそうです。
時と場合によってはマイナス点になり得ることは2点。
フロントスタッフ常駐時間は8時から21時までです。
時間外のチェックインなどには追加料金がかかるようです。
それから、目の前の道は車(uberのことかも?)が入れない時間帯があるようなので、到着時刻や手段によっては制約が生じる可能性があります。
ただ、この点に関しては予約直後にBooking.com を通じて確認のメールを送ってくれるなど、対応はしっかりしていましたので、突然の遅延以外では問題になることは少ないと思います。