漸く旧正月も終了し、観光客が捌けた頃を見計らって(もうすぐ野焼きによる大気汚染の季節が来て、その後は地獄のような灼熱の日々が続くので、この時期を逃すと、雨季直前まで待たなければならなくなってしまうので…)、チェンマイまでささっと、足を延ばしてみた次第。
「ちょっとチェンマイにでも行こう」と突然思い付き、「あの」チェンマイまで、約1時間で、片道数千円で、しかも「国内線」で来れるというこのお気軽感。
タイに住むという事はこういう事かぁ、と心から感謝するしかない。
さて、今回1日目に宿泊したこのホテルは初めてなのだが、以前、この近辺に宿泊した事があり、次回チェンマイに来たらここに泊まってみようと目星をつけておいたホテルの一つ。
チェンマイ市内を、レンタルバイクやボルト/グラブ、そして徒歩でウロウロしていて、ここのホテル近辺は、大通り/メイン通りを一本、二本入った裏路地なので、物凄く静かで、(約30年以上も)昔の、のんびりしていた時代のチェンマイを醸し出している地域で、いい場所だなぁなどと考えていた。
…といって、観光客が集まるマリオットホテルやターペー門まで歩いてすぐに行ける場所で、すごくお気軽で便利な場所なんだわ。
そんな中に(外見が小洒落た)小型のブティックホテルが何軒もある。
今回、宿泊してみたこのホテルは、ロビーのフロントの前にプールがあり(誰がこんなところで泳ぐのさ?という感じ…ではあるが)、外観も内装も洒落ている。
ホテルの名前から、オーナーは女性なのか?と思わせる内装がところどころに散見され、しっかりと掃除が行き届き、少し可愛らしいホテルとも言える。
その為か、宿泊客は欧州系の女性客が多い感じ…そういう意味では、胡散臭いおじさん向きではないかもしれない…若いカップル向けかなぁぁ…
ホテル自体は、部屋は狭いが、最低限のものは揃っていて、細部まで気が届いている。
また、チェンマイのこの手の小さいホテルは、エレベーターがないケースが多いが、ここはエレベーターが備え付けられていた。
朝食付きで予約すると、前日にメニューの中から選び、注文しておくタイプ。朝の7:00にロビーに下りて待っていると、前日注文したものが出てくる。
まあ、私的には「もうちょい部屋が広く」「シャワーがしっかりしていれば」言うことなしなのだが…最高とは言えないが、価格も5-6,000円前後ならこんなものかなぁぁ…と思えるホテル。
兎も角、静かな感じの場所の割には、便利なので(私が好きなだけかもだが…)、この近辺にある(幾つもある似たような)ホテル探索の旅は、まだまだ続く…