聖地マシュハドは巡礼者で賑わっており、宿泊施設は巡礼客のホテルや滞在型アパートメントが大半。その中でこちらはホームステイとドミトリー型ホステルの中間のような、東欧によくある民泊に近い形の宿で、多分マシュハドではこちらが唯一の選択肢になるかとおもいます。
母屋の離れには4つのベッドと1つのダブル部屋、シャワーとトイレという最低限の設備がありますが、綺麗さはそれなり。冬季にはストーブがあるので、あまり寒くはないのが有難い。
オーナーが絨毯商のため、部屋のあちこちに絨毯が飾ってある。freewifiですが、一定容量を超えるとオーナーに再設定してもらう必要があります。
このオーナーは少し癖のある性格のようです。ネット上で色々と情報が出ているとおもいますが、空港ピックアップや航空券手配などお願いしたことは誠実に聞いてくれ、またお金も色々安くあげようと提案してくれ(ネットでの悪評を気にしている風)、基本的には悪い人ではないようです。
ただ日本から来ると告げると、あまり筋のよろしくない買い物を頼まれたので、そこは丁重にお断りをしました。無理なことや希望していないことはハッキリと断るのが良いです。そこはイラン人、強引ではないので…。
ツアーも行きたいと思えば参加してもいいと思います。絨毯街&工場ツアーは無料で、かつオーナーの専門領域で詳しく説明してくれます。また強引に買わされるわけではないですが、他の街で買うよりも安くてクオリティが良かったのでオススメです。ちなみにハマムツアーはオススメしません…。旅行記参照。
オーナーとの付き合い方が予めわかっていれば、マシュハドでの有力な宿泊場の1つとなります。地下鉄イマームホメイニより徒歩3.4分な立地も良いです。エマーム・レザー廟までは歩いて25分前後です。メールのレスポンスは良いです。
http://www.valishomestay.com/homestay/
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2016年12月宿泊
ドミトリー一泊 11ドル
朝食2ドル ディナー6ドル
空港ピックアップ&送り 10ドル(7-22時)
支払いはドル・ユーロ・リアルもしくはそのミックスでも可。
両替レートがお得。
またサフランが1パック50000リアルと格安なのでバラマキ土産にオススメ。