ドイツの春:北方二州・シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州&メクレンブルク・フォアポンメルン州を中心に巡る旅
期間:2014年05月09日~23日 15日間)
05月14日(水)、05月15日(木)(2泊)
??Schlosshotel Ralswiek auf Ruegen古城ホテル ラルスヴィーク城
D - 18528 Ralswiek/Ruegen 、Parkstr. 35
Tel:49 (0)3838‐20 32-0 、Fax:49 (0) 3838‐20 32-222
http://www.schlosshotel-ralswiek.de/
4星・全62室。ホテルの予約システムで2泊Halbpension(朝夕の2食付宿泊)を予約した。
DZ=Euro143X2=286(40,542円)、+夕食?3品Euro55+夕食?4品キャンドルディナーEuro74=129、宿泊・食事込の2泊合計はEuro415(飲物代は別)となる。
Ralswiekラルスヴィーク(ラルスの入江の意味)の地はベルリン及びハンブルクから凡そ305kmの距離にあり、バルト海に面し、ドイツ人に人気の高い海浜リゾート地・リューゲン島南部にある古城ホテルである。
303号室(5階)、“Schloss Kuecheお城の台所”と称する部屋は奥まった、静かな、広い部屋でした。
城外から確かめると、本館左手の塔の傍の部屋でした。玄関・ロビーから部屋までは迷ってしまうほど、廊下を歩き、エレベーターに乗り、また廊下を歩いた。
広い居間、落ち着く寝室、少し狭い浴室・トイレ、シュトゥッベンカンマーの白亜岩断崖の絵が架けられ、ガウン・スリッパの備えもあって、申し分がないものだった。
美しい印象が残るロビー、シュロスレストラン、Grosser Jasmunder Bodden大ヤスムント汽水湖(きすいこ:海水と淡水が入り交じっている湖。たとえば日本の浜名湖、宍道湖などをさすが、リューゲン島一帯にはBoddenボーデンが多くみられる。)を眺望できる気持ちの良いパノラマテラス、立派なプールやサウナ、ビューティサロン、図書室・サロンと保養目的の長期滞在客にはありがたいものであろう。
城の歴史:
Hugo Sholto Oskar Georg Graf von Douglasフーゴ・ショルト・オスカー・ゲオルク・ダ
グラス伯爵(1837〜1912年:ドイツの作家、1888年に伯爵を受任し、実業家であり、プロイセン王国の国会議員、枢密院顧問官を務めた。)が1891年にGut Ralswiek を手に入れ、1893〜96年にかけてラルスヴィーク城を建設したもので、比較的新しいといえる。
彼自身と家族のために建てたネオ・ルネサンス様式の城はフランスのロワールにある城館を参考にしたものである。確かに外観がよく似ている。
(ダグラス家は元々がイギリスのスコットランドの出身で、祖先は1772年にザクセン・アンハルト州のAscherslebenアッシャーレーベンに移住したとある。)
第二次大戦後、旧東独の治下になり、城は長い間、養老院や養育院として利用された。
2002年、大改装が完成し、ラルスヴィーク城は多くの滞在客を迎える古城ホテルになった。
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