英語を話すモンゴル人夫妻の経営。敷地内に夫妻のゲル2つ、宿泊客用のゲルが4つくらい。ウランバートルからのバスを降りると、夫妻が客引きをしていたので利用。トイレシャワー付き個室を探すつもりだったが、ゲルを個室にできると言われて了承した(2日目ワケあって外人3人とシェア)。HP:http://horsetripganaa.com/
ゲルの中にはベッド4台。お湯ポット提供、電気電源あり。WiFi無料。アメニティ一切なし。夜にゴミを捨てないとのモンゴル慣習のせいか、息子が夜ゴミ箱を撤去した。灯りのないトイレ、水量が少なくボイラーの調子も悪いシャワーは外。シャワー浴びなかった。
リーフレットの公示価格は朝食込み$8、または朝・夕食込みで$12。1日目の夜はボリュームのない肉入りうどんスープ。寝る前にお腹が空いたので、水で胃液を薄めて耐えた。23時頃、その日最後の薪をくべてもらって就寝。朝早く息子が薪をくべに来て、部屋が暖まってから起床。8時に持ってきてくれた朝食、塩気が強い厚い卵焼きと、チョコペースト塗ったパン2枚。2日目の夜は20時にスープパスタ、ボリュームなし。
バスターミナルから車で5分弱。「エルデニゾーまで歩いて行ける」というが、少なく見積もって30分はかかりそう。敷地裏では羊の放牧。だだっぴろい空き地の先にはオルホン川が流れている。川岸から戻る際、迷子になったのは悪い思い出。
客の要望に応じて、トレッキングツアーなどを夫が催行する。「Turkish Statue、ウギー湖を見て、ツェツェルレグまで送って$100でどう?」。ツェツェルレグで自力で1泊し、翌日8時か14時のバスでウランバートに戻れるという。結局、「朝食夕食込みGH2泊(昼食も貰った)+ハラホリン周辺ドライブで計80,000Tg($44.5)」とした。当時のレートで4,570円。1ドル102円=1,800Tg。車の戻りが13時37分と早かったので、損したかもしれない。
2日目同室の3人は、「1日目トップン僧院と滝、2日目Eight Lakes、3日目Hot Water Springなど、計6日間の旅」を、ひとり1日あたり$55から、昼食ナシ$45まで値切り倒した。ひとり1日1.5リットルの水、5泊分の宿・朝夕食に加え、このGHの1泊分も無料にさせた。ある程度の人数であれば、こういう交渉もできる。