「メリディアン・プーケット・ビーチリゾート」でゆっくり過ごした後、夜遊び・買物目的でパトンの街に1泊だけしようと思っていたところ、このホテルのオープニングレートを見つけて予約しました。パトンの町の中心と言えば「ジャンクセイロン・ショッピングセンター」やバングラ通りになりますが、その周辺とは「歩ける距離ではあるけれど、日中は絶対歩きたくない」程の距離があります。そこでホテル→パトンビーチ→「ジャンクセイロン・ショッピングセンター」というコースのフリーシャトルもあるのですが1日に4本のみ(その内2本は「ジャンクセイロン・ショッピングセンター」直行)ですし、なんと利用できるのはホテル発のみで、ホテルに戻るシャトルには乗車できないという中途半端なサービスです。ホテルそのものは新築ですから、さすがに綺麗ですが、グランドオープン後の現在も一部は工事中でした。タイ伝統様式を取り入れたロビーは立派で、到着時には冷たいおしぼりとウェルカムドリンク、そして小菓子も置かれるサービスは素晴らしいと思います。ただロビーに次々と到着するのは韓国・中東系が圧倒的で、少しビビリました。ホテルの造りの特徴は、コの字型の宿泊棟沿いに造られた川のようなプールで、客室1階部分はテラスから直接プールにアクセスできるようになっています。私が予約したのは最も安価な客室カテゴリーであるスーペリアルームでしたから、2階部分の客室にアサインされました。スタッフにエスコートされて客室に向かったのですが、外廊下は安アパート集合地域に隣接していますから、リゾート気分は削がれました(客室の場所次第だとは思いますが)。さて客室に到着するもカードキーが作動せずドアが開きません。たまたま通りかかった客室係のキーで入室。「新しいカードキーを持ってきます」と言って立ち去ったスタッフは結局カードキーを持って来ず。客室内は新築の香りがするほどピカピカですし、デザインは新規開業メルキュール共通のもので、フランスのエスプリを感じられます。バスルームも大きくはないですが、客室側に大きく開いた窓もあって圧迫感はありませんし、バスタブは大きめでした。ただバスタブにはカーテンがありませんから、床がビショビショになる可能性はあるかも…。しばらくしてレセプションデスクに出向いて新しいカードキーをもらうも作動せず、再びレセプションへ。結局ドア内部のロックのバッテリーが限界だったということで、バーラウンジでコーヒーをサービスしていただきんながら修理を待つことになりました。しばらくして「交換しました」とのことで安心したのですが、翌日の朝食後もまたまた反応せず。館内電話も見つからないため、いったい何度レセプションデスクに出向いたことか…。普通であれば、新しい客室を用意するレベルの不都合だと思いますが、そうした提案は示されず。ストレス溜まりまくりの宿泊になりました。…これからのホテルなのでしょうから今後に期待したいと思います。