“北ドイツ周遊の旅”2005年4月21日(木)~5月5日(木)15日間 ;
1982年から数えて 23年ぶりの北ドイツです。
4/29 (金) 曇り、時にシャワー 11℃ 222km
メルヘン街道の古城群、ヴェーザー川の流域を巡り、ハルツ山地に向かった。
ゴウラー、ヴェルニゲローデを見て、走り出した国道B6Nは渋滞をしていた。片側が工事中らしく、迂回路がしばしばでてきて、落ち着かぬ気持ちになる。
こうなると17:00にヴェルニゲローデを出てきたものの、28kmの距離が長く感じる。18:00にはなんとか、クヴェトリンブルグに入ったが、持っている地図では今ひとつホテルが分からない。
工事中、一方通行の道と、町の周りを走っているようで、なかなか中心地にとどかない。二三度、通行の方に聞いて見るが、彼らもお手上げだ。ホテルには原則として、18時にはチェックインする事にしているし、又、そうしないと予約が自動的にキャンセルされる事にもなる。
花屋さんが目に入って、尋ねると『この町は難しいのよね!今は特に工事中ばかりだからね。地図に印を付けてあげるから、それ通りに走れば、ホテルの駐車場に行けますよ。何、ホテルの予約がキャンセルされるか、心配しているのかい?!ホテルにここから電話してあげる』親切な小母さんと中学生位の娘さんに大感謝です。
印に沿って、走ると難なく、ホテルの案内板を発見し、無事、ホテルの駐車場に入れることが出来た。ロマンチックホテル・テオファーノに18:40着。
Quedlinburgクヴェトリンブルグは1994年に『世界遺産』に登録されている、人口2万6千人の小さな町である。ハルツ山地の北に位置するこの町は、ドイツ初代の王(ザクセンの王)、ハインリヒ一世が919年、Schlossbergシュロスベルグ(城山の意)を居城としたもので、“1000年の古都”と言われている。
幸い、殆ど戦争の被害のなかった旧市街は、美しい木組みの家:凡そ1300(8割が17、8世紀のもの)が其の家並みを誇り、中世そのままの姿を見せている。
(2泊)Quedlinburgクヴェトリンブルグ :
Romantik Hotel Theophanoロマンチックホテル・テオファーノ
D-06484 Quedlinburg 、Markt13/14、
4星・全22室 室料1泊Euro120(16,700円)
ロマンチックホテル・テオファーノは17世紀中頃に富裕な商人によって、バロック様式の家が建てられた。その後、ギルド(商工業者の組合)の所有になるとか、紆余曲折があり、1991年現在の形のホテルに改修された。“テオファーノの名”はあまりドイツでは聞かない名前で、ビザンチン帝国の皇女で、ザクセン王オットー二世に嫁いだ方の名から採ったそうである。王妃は王の死後、治世に賢女振りを示し、王国を維持、発展させたという縁起の良い名前だ。マルクト広場に面して、このホテルは一番の場所にあり、カラフルな木組みの家が目立つ。ホテルの一階はカフェと薬局になっていて、二階以上が22の客室です。エレベーターがないと案内に有ったので、荷物を運んでもらう。
白い天蓋付きの部屋“No.1”は明るい、広い部屋で、中庭を見渡すベランダが付いており、大変気に入りました。
2泊したホテルの夕食は地下にある、グルメレストランのWeinkeller-Restaurantワインケラー・レストランで食べた。味もサービスも良く、雰囲気の良いレストランはゴー・ミョーでは12点です。
・・・・・