スイスホテルチューリッヒが満室だったので紹介されてルネッサンス チューリッヒ タワー ホテルに泊まりました。このホテルは、遅い時間に着いたのにもかかわらず、スイスホテルから連絡をしてもらっていたのでフロントの女性は比較的親切に対応してくれました。ルネッサンス チューリッヒ タワー ホテルはなんのトラブルも起こしていないのに申し訳ないという対応をしてくれました。部屋は5つ星ホテルなので広くとても快適でした。チューリッヒ中央駅まではトラムで10分前後で行けます。トラムは5~10分おきに走っていますのでとても便利な所でした。トラムに乗るとチューリッヒ中央駅の目の前に着くのでスーツケースを押して1分も行けば駅構内に入ることができます。階段を上ることもありません。とてもいいホテルでしたが、日本人はほとんどおらず、フロントでパスポートを見せたのにもかかわらず、あいさつは「謝謝」と最後に言われてびっくりしたところ、“Where are you from?”と聞かれました。日本だと答えると、「ありがとう」と言っていました。それぐらいこの20数年の経済の衰退とともに日本人の存在感は少なくなったのかと思いました。中国人の存在はスイスでも絶大になっていると感じました。
このホテルの1階の朝ごはんはチーズも10種類ぐらいあり、ウインナーやハムも3,4種類、パンの種類も豊富で充実していました。やはり5つ星ホテルという貫禄がありました。夕食も食べましたが、値段は高めですが美味しくて充実した内容でした。日本人にとってスイスの食事は量が多いとよく言われますが、加減して頼んだので調度よく、このホテルに泊まるなら一食はホテルで取ると良い思い出になると思います。エレベーターも大きく大人4人乗ってスーツケースを乗せても十分でした。そんなエレベーターが6基ありました。ホテルの周りの環境もとても静かでもともとは工業地帯でありましたが、最近再開発され公園や最先端の店などが多く出来ていました。またテクノパークの名の通り技術系の大学もあり研究者が行き来している落ち着いた雰囲気の街で夜もトラムの駅から安心して歩いて行くことができました。トラムの駅からは徒歩で3分程しか離れておらず、とても便利です。しかしいくら便利でもこのような5つ星ホテルでは最初のチェックインとアウトの時くらいはタクシーなどで出入りしないと、海外ではホテルに見合っていないと見下された雰囲気になるのでそうした方が良いように思います。タクシーで駅までは20フランで行けます。重いスーツケースがある場合は2フランほどチップを運転手に渡せば良いと思います。このホテルはまたチューリッヒに来た際はお金に余裕があればまた止まってみたいと思うホテルの一つであります。