上海には東に国際線専用の浦東空港と、西に国内線が主の虹橋空港があります。
このホテルは虹橋空港のエアポートホテル的存在だとか。
上海・無錫・蘇州周遊2泊3日の格安ツアーで連泊しました。
上海市内からは1時間近く掛かり、観光に際し往復のロスタイムが気になりました。
また、周囲には小さなコンビニが1件あるだけで他には何もありません。(部屋で飲むビールやおつまみくらいは調達可能です。)
デラックスクラスのホテルを謳っており、ロビーから最上階まで真ん中は吹き抜けの構造。
その周りに部屋が配され、2基あるエレベーターはスケルトンです。
部屋は、多少は古さは否めないものの、入口のドアも重厚感があり、広々としていて清潔感もありました。
シャワーブースとバスタブが別です。
ハンドシャワーも使えるので使い勝手は良いですね。
使わなかったけれどバスローブも備え付けられています。
NHKのBSが9CH(メニューでは10CH)で視聴可能で、日本語に飢える事も無く過ごせます。
掛け布団が薄っぺらで羽毛布団ではありませんでした。
でも、あれはきっと絹の繊維をふんだんに使った「真綿」のお布団であったかも知れません。
シルク研究所に連れて行かれた時に、上海の★★★★以上のホテルでは羽毛より高級なシルクの真綿を使っていると聞きました。
冷蔵庫があるとの事でしたが、私の部屋だけ鍵が掛かっていて使えませんでした。
レセプションに何故だ?と訊いたところ、デポジット制?で前金対応だとか…で鍵が掛かっていると言われました。
他の部屋では空の冷蔵庫で使えたそうですが、この点は納得がいきません。
仕方がないので、レストランで氷を貰って凌ぎました。
朝のバイキングの際、取り皿が品切れで料理を取れない状態に一時なりました。
料理の提供も補充が間に合わず諦めたものもあります。
ホテルの宿泊者数に対してレストランのキャパが不足です。
連泊しましたが内容は両日とも殆ど全く同じでした。
次の料理を取りに行っている間にナイフとフォークをお皿に八の字に掛けておいてもしっかり一式下げられてしまいました。
席のリザーブの証に念の為に私のハンカチも置いてあるのに、中国人が平気で座っていました。
ホテルマンなら八の字の意味が何だかくらいは当然知っていて然るべきです。
客も客ならスタッフもスタッフですが“中国だから仕方がない”のでしょうかねえ?