プエルト・ナタレスは人口2万ほどの小さな町ですが、100年前の工場を改装して2011年にオープンした異色の高級ホテル≪ザ・シングラー・パタゴニア≫があると聞いて泊まってみました。
最初にその外観を見ると、「え!ただの工場のガレージ!( Д ) ゚ ゚」と思いますが、取次ぎのスタッフと共にケーブルカーで入って行く宿泊棟の構造や設備にびっくり!と言う仕掛け。(笑)
リセプションから宿泊棟に向かう通路には、以前の工場の施設が博物館的に残してあって迫力あり。
陰影を強調した照明も迫力がありすぎて、私はこの通路を夜一人で歩くのが怖いほどでした。(。・w・。) ププッ
ここでは、ホテル内外、あちこち見学してみるのがお勧め。
かつて工場だった時の遺構や設備、写真などが保存・展示してあります。
お部屋の方は、海のように広大なフィヨルドの眺めが目の前に広がる設計。
インテリアも、すっきりとした高級感がある色彩と家具で統一されていました。
浴室も広々と、モノトーンでまとめた造り。
画像には浴槽しか写っていませんが、独立したシャワーブース付きです。
シャンプーなどのアメニティも高級感たっぷり。
朝食スペースも重厚な雰囲気とインテリアで埋め尽くされた一画にありました。
ちょっと重苦しいと思う人がいるかも。
気候がいい時期には、屋外にもテーブルを出せばいいんじゃないかなあ。
朝食ブッフェの内容は、満足満足。ちょいとグルメっぽい品揃えでした。
ただ、こういうスタイリッシュな場所だと、スタッフの接客態度もお高くてとっつきにくい雰囲気。
ホテルの場所は、プエルト・ナタレスの町から7kmほど離れたウルティマ・エスペランサ・フィヨルドに面しています。
私たちはレンタカーで行ったので不便は感じませんでしたが、ホテル敷地を一歩出ると何も無い立地でした。