最寄り駅はチョンノンシー駅。ホテルから駅まで行くときは、隣のサトーンスクエアの中を通って行くとショートカットできて、徒歩5分くらいです。一駅動けばサラデーン駅でショッピングにも困りませんし、サイアムも一本で行けます。また、サパーンタクシン駅も1本で行けるので、そこから船に乗れば王宮あたりの観光にも便利そうです(今回は行きませんでしたが)。ホテル隣にはコンビニもありますし、チョンノンシー駅の向こう側にはスーパーも。飲食店もローカルからファインダイニングまで、幅広くあるので、非常に便利な場所です。ただし、ビジネス街のため日曜は営業していないお店も多い。もっとも、サラデーン駅に行けば何でもあるので、特に困りませんが。
館内インテリアは昨年行ったサムイ島やバリ、台北に比べると「Wホテルとしては」大人しい印象ですが、そこかしこにタイカルチャーやデザインへのオマージュが見られて楽しい。
今回はクールコーナールームに宿泊。部屋の広さも十分ですし、二面の窓から光が入るので明るい。W特有の浅いシンクと、デザイン重視でちょっと座り心地の悪いソファを除けば、部屋はとても使いやすい(でも、、Wファンの僕はそんな不便さがあるところも好き)。ベッドの寝心地だって抜群です(SPG系は大体寝心地良いですが)。
プールは程よい大きさ。黒い壁のあたりに立って写真を撮るとインスタ映えしますね。ベッドの数もそれほど多くありませんが、ギリギリで満席にならず、取り合いになるようなことはありませんでした。また、W特有のプールでダラダラしてる雰囲気はここでも健在。食事用のテーブルもあるので、面倒になったらフードとドリンクをオーダーして、テーブルで食べる、ということも可能。我が家もハンバーガーを頼みましたが、なかなか美味しかったです。プールは西に向かって開けているので、バンコクの中心部に近いにも関わらず解放感がありますので、バケーション気分も味わえます。
レストランはブッフェレストラン『Kitchen Table』。前者は朝食しか利用していませんが、種類も豊富で味も良い。何よりディスプレイや素材の組み合わせがいかにもW的で楽しかった。ディナーでアラカルト利用した妻曰く、夜の料理も美味しいそうな。
そしてもう一軒のレストランが、アジアベスト50にもランクインしたイノベーティブトルコ料理の『The House on Sathorn』。130年前のロシア大使館を利用した内装は雰囲気も抜群で、バーやアフタヌーンティーでの利用もおすすめですが、やはりココはぜひシェフのシグネチャーであるDining Roomのディナーを。サービスのスタッフもフレンドリーで楽しく、日本でも修業したことがあるというトルコ人シェフの新しいトルコ料理は、味もプレゼンテーションも素晴らしいものでした。
スタッフも全体的にWらしいフレンドリーさでありつつ、エレベーターホールにも一人配置するなど豊富。Wというブランドの性質上、好き嫌いはありますが、ロビーのBGMやデザインさえ嫌いでなければ、便利でおすすめできるホテルです。