我々は団体観光旅行ですが、実質的には家族旅行の集団版で回る豪華ツアーです。ライプチヒの教授から教えてもらい、このホテルに泊まりました。ここは聖トーマス教会の目の間にあるホテルです。建物は土地柄典型的な古いドイツのホテル仕様ですが内装はきれいになり、かつエレベータも一応ついています。最近改築したばかりなので、まだほとんど紹介されていません。どの町にもこうした教会の周囲のホテルはあるものですが、ここの場合、聖トーマス教会を見上げるというよりもかのバッハ像を見下ろす位置にあり、バッハを尊敬し敬愛する人たちには垂涎もの、これ以上のホテルはないでしょう。(とくに106号室)。そして隣がバッハ博物館です!そのうちにこのホテルは日本からのバッハファンで奪い合いになるホテルになると確信しました。そしてもうひとつ、一階はお決まりのレストランですが、これがなかなかのワインバーのお店で品揃いたくさん。大きいホテルではたまに見かけますが、この規模のレストランで朝からシャンパンがついてきます。すなわちバッハが好きな酒飲みには世界最高のホテルといえるでしょう。客室の壁にはバッハのあのカンタータの楽譜まで!そしてどの部屋にもバッハのCDつきステレオ完備と、至れり尽くせりです!もちろん市街のほぼ真ん中なので、街中のどこにでもすぐ行ける便利なホテルです。音楽ファン必見、参考になると思いますよ。