<2019年ドイツの初秋:メルヘン街道と木組み建築街道の旅>
期間:2019年9月18日(水)~10月03日 (木)
(14泊+機中1泊=15泊16日間の旅)
9月28日(土) 72km 、曇りのち晴れ、14℃~16℃
起床6:00、朝食7:50~8:20、Hannoversch Muendenハノーフェルシュ・ミュンデンの市内見物8:45~10:35、11:00出発 =>B3・ B80 17 km Veckerhagenフェッカーハーゲン11:15~12:00 =>K52 L3229 12 km Dornroeschenschloss Sababurg古城ホテル いばら姫のザバブルク城12:17~13:00=>K56・L763 13 km Hotel Burg Trendelburgホテル ブルク トレンデルブルク 13:30~14:05 =>B83 13km Hofgeismarホーフガイスマル14:35~15:45=>B83 7km Grebensteinグレーベンシュタイン16:00~16:20=>B83・L3217 10 km Caldenカルデン16:35着。
*グリム童話で名高い“ラプンツェルの塔”のモデルとなったBurghotel Trendelburg古城ホテル トレンデルブルグ城や、
Dornroeschenschloss Sababurgいばら姫のザバブルク城は私のお気に入りだから、この地域に来ると外せないのだ。
<Sababurgザバブルク> 12:17~13:00
Dornroeschenschloss Sababurg古城ホテル いばら姫のザバブルク城はもちろん、若い頃にも家族で訪れているのだが、定年後の旅も2005年春に訪れた。
そしてドイツ・ベネルックス秋の旅をした際、2013年10月16日(水)にもザバブルク城(いばら姫の城)を訪れた。
その後2018年末に理由は不明だが、古城ホテル ザバブルク城(いばら姫の城)は営業を停止していた。多分業績不振となったのだろうが。
2019年9月28日、今日の事だが古城ホテル ザバブルク城が閉業した後が気にかかり、どんな風になったかを見たかったのだ。
6年ぶりの秋の訪れだが、見覚えある巨人族のザバの木像が右にいく道路沿いに立っていた。左に入って駐車場に停める。今日は週末なので、観光客やハイキングで立ち寄る人も多いと思ったが、数台の車が有るぐらいだった。古城にも秋が訪れていた。
<Dornroeschenschloss Sababurgいばら姫のザバブルク城>
D-34369 Hofgeismar (Sababurg)ホーフガイスマル(ザバブルク) 、Im Reinhardswald (ラインハルトの森)
ザバブルグ城はメルヘンの国・ラインハルトヴァルトの原生林の中にあり、グリム童話で知られるいばら姫の城は670年以上の歴史をもつ。
別名100年の眠りから覚めた“眠れる森の美女”と呼ばれている。
この城は13世紀にマインツ司教が支配地域の前哨基地として建てた。
1429年ヘッセン公国の所有となり、狩猟の館となるも、19世紀始め、公国の崩壊と共にうちすてられ、長い間、文字通り「眠れる城」として忘れられた存在になっていた。
第二次大戦後、目覚めた城はホテル・レストランに改造され、大変人気のある古城ホテルになっていたのだが。この城は3星・全18部屋という小さな古城ホテルでした。
13 km離れた古城ホテル トレンデルブルグ城に泊まってしまうので、いままでここには泊まった事が無いのだ。今回も休業中で、カルデンの方に宿泊する古城ホテルを見つけていた。ザバブルク城の周囲には自然動物園(1571年)も設けられていたが、今日はその様子が見えなかった。古城ホテルの館内の扉はしっかり閉鎖されていた。
休業の文字があった。休業が実に惜しまれる。
それでもメルヘン好きな人々は訪れる。土曜日といえ、メルヘン好きの人々はやはり年輩者ばかりで、すこし寂しい感じを受けた。
この日もゲッティンゲンから訪れた80代と77歳のご夫妻(25歳の時にここで御二人は結婚式を挙げたと奥様は昔を思い出すようにおっしゃっていた)と、城址前にあった屋台(軽食と飲み物の提供)でお会いし、「ここのケーキは美味しい」からと勧められ、しばし歓談した。
屋台のお兄さんに代金を支払いながら古城ホテルの再開を尋ねると、何時にと言うわけではなかったが、「また再開するさ!」と、気を持たせることを言ってくれた。
残念ながら、ザバブルク城らしい景観はあったが、城址に残る大広間のように中身は空虚の城になっていました。
メルヘン”いばら姫”のイメージは様変わりですが、この古城に立つと周辺の森や草原が見渡され、良い気分になります。
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