Radissonブランドのホテルはサンクトペテルブルグには他にもあるが、こちらは立地的には最も栄えているネフスキー大通りからは少し遠く、地下鉄駅「チルヌシェフスカヤ(Chernyshevskaia)」から徒歩5分ちょっとの位置にある。
地下鉄駅とホテルとの間はフルシュタツカヤ通りを通ると、遊歩道があるので結構歩きやすい。
また、ホテル近くにはヨーロッパ各地でお目にかかる事が出来るスーパーの「SPAR」があるので、飲み物からばらまき用土産まで食料品の買い物には困らないと思う。
部屋はダブルルームをシングル利用したが、ベッドも机も大きく、ノビノビと過ごす事が出来た。
バスルームはシャワーのみだが、シャワールームには床暖房が入っているようで、シャワー後も床がすぐに乾燥し、快適に利用できた。
トイレは流すボタンを押している間だけ流れるような感じになっている為、紙を沢山使ってボタンをちょっとしか押さないと詰まらせてしまう可能性があるので注意。(実際一度詰まらせてしまった...)
客室内設備としては、ミニバー(冷蔵庫)の他に、湯沸かしポットにコーヒー/紅茶セットと無料のミネラルウォーターまで付いており、Wifiも速度に不満は無く、申し分無し。
また、フロントにはATMもあるのでルーブルが足りなくなった際にも両替屋に行く必要も無くクレジットカードで現金も引き出せて助かった。
ルームキーはカード式で、エレベータもカードを入れる事で行けるフロアが固定されるので、セキュリティも高い。
朝食の品数も結構多く、北欧では一般的なニシンの酢漬けや、ロシアらしくピロシキも常に数種類あり、フルーツやヨーグルト、スムージー等もあり、4日間滞在しても全く飽きなかった。
フロントの人も皆さん親切で、タクシーの呼出や、USBのデータを印刷したいというお願いや、上述のトイレの不具合についても全て迅速に対応してくれた。
総じて、流石Radissonブランドを冠しているホテルだな、と感じた。自分が宿泊した9月後半では1泊1.5万円弱で泊まれたのでCPは高い方だと思う。
殆どの観光名所からは離れているので、移動には地下鉄を使う事になるが、それが苦でない人にはお勧め。