フェンヤン ガーデン ブティック ホテルのクチコミ

地下鉄１号線と１０号線の陝西南路からも近い場所にあるホテルで、３０年代から４０年代のマンションを思わせる客室棟の他に、正面入って右手にある２階建ての洋館がカフェとして利用できます。客室棟に向かった面からは分かりませんが、裏手に入るとそこが芝生が敷き詰めあれたお庭になっており、そこから見ると欧州の貴族のロッジのような外観は、緑の庭園とよくマッチしていました。

上海文化広場から歩行けるところを探して予算的なことも考慮してここを選びました。各予約サイトの写真を見て勘違いしていたのですが、カフェで使う建物をホテルと思い込んでいました。ホテル棟もしかしながら、落ち着いた雰囲気です。ロビーも広くゴージャスです。部屋は十分な広さがあります。テレビはNHKも映りました。コンセントの数も多く充電するものが多い場合は便利です。陝西南路駅へは淮海中路まで出ず、COSTAの裏辺りからショートカットして行けます。朝食は利用していないのでコメントできません。スタッフは英語で対応していました。今回の旅では使い勝手も立地もよいホテルでした。また機会があれば利用したいと思います。

上海で租界時代に建てられた大邸宅を老房子と言う。フランス、イギリス、ドイツ、アメリカ、スペイン、イスラエルなど上海へ進出した各国のデザインがあり、中国との折衷式や伝統の古典式等が存在する。スラム化して壊れたもの、文革で壊された物もあるが、補修、手入れを繰り返し残された物も多い。現在は、そのデザインや文化的価値から見直されリノベーションして高級グルメレストランとして人気を呼んでいる。ここ汾陽路４５号にある元海関副総税務司官舎の庭園つき３階建スペイン風住宅は汾陽花園酒店として下午茶（アフタヌーンティー）が楽しめます。席の数が少ないのでテラス席になってしまいました。これからの暑さには不向きです。