デザート・ナイツ・キャンプは、オマーン東部内陸部に広がるワヒバ砂漠にあるキャンプ・スタイルのホテル。
23号線沿いのBIDIYA(ビディヤ)という町からちょっと入った砂丘と砂丘の合間にあり、広い敷地にモダンなテント型の外観の部屋が一戸ずつ散っているという構造。
一戸一戸の間には適当な距離があり、プライバシーが保たれた静かな環境です。
マスカットからこのホテルまでは、4WDのレンタカーで3時間40分ほど(途中での食事休憩含む)。
ホテルから東海岸のスールという街の入口までは同じく4WDで1時間40分ほど。
どちらの道沿いも、2017年1月下旬現在は道路拡張工事中の場所があちこちにありましたが、工事が終了した場所では片側3車線もあったりして制限速度は時速120km。
道筋にはコンビニ的お店や食事場所を併設したガソリン・スタンドも多くて便利でした。
●注:幹線道路の23号線を外れて、このホテル方面へ行く枝道は未舗装。
23号線からホテルまでは11km離れていて、進むに従って砂が深くなっていったので、4WDで行ってよかったと思いました。
このホテルで特筆すべきなのは、ホスピタリティの良さと、豊富でおいしいブッフェ式の食事+BBQ、それに無料のアクティビティ(画像参照)がある事。
スタッフはにこやかな応対態度で、私たちが行った時の食事にはアラブやインド風のもの以外に春巻や焼きそば、炒飯、野菜炒めなどもあってびっくり。
私たちが泊まったデラックス・テント・スイート内部はエスニック調のインテリア。
冷蔵庫やエアコンなどは一般のホテルとほぼ同様に完備されていて居心地よし。
ただ、せめてコーヒーテーブルは置いて欲しかったと思います。
ベッドは硬すぎず柔らかすぎず、よく眠れました。
シャワーや洗面台のお湯の出やトイレの水の流れはよく、水回りはしっかりしていました。
ロビーとレストラン内では、無料Wi-Fiが使えました。
夕暮れや早朝の砂漠の風情、空一面の星空なども楽しめてよかったですが、日没から日の出までは寒くなるので、フリースや風を通さない素材のジャケットなど持って行くといいですよ。