≪南ドイツとオーストリア周遊≫
*ドイツ・バイエルン国王 ルードヴィヒ2世 と
オーストリア皇后 エリザベート・・・・愛称 “シシィ”を 巡る旅*
( 2004年4月21日-5月4日)
4/28(水) 快晴 230km
*ヴァッハウ渓谷を昨日とは逆に右岸を走り、ドナウ川を遡り、古城の跡を遠望しながら、メルクに至り、更にリンツ観光をして、17時半、Gmundenグムンデンに到着しました。先日、訪問したBad Ischlバート・イシュルは33kmの距離です。
当地はザルツカンマーグート地域で第二の湖であるトラウン湖の北端に位置して、グムンデン陶器の産地で知られています。
昔から、芸術家が訪れて、シューベルトは1825年から2年間、ブラームスは1890年から6年もこの地に暮らしたそうです。
【Schlosshotel Freisitz Roith古城ホテル フライジット ロイト】
(4星・全23室) Euro124
A-4810 Gmunden、Traunsteinerstr. 87
TEL:43(0)―7612―64905、FAX:43(0)―7612―64905―17
http://www.freisitzroith.at/
古城ホテルは湖の東側の小高い丘の上にありました。
昔からこの湖とその周辺を領する者の城として建てられ、16世紀の中頃に騎士の城となり、そして何回かの変遷の後、1964年、現在のようなホテルに模様替えし、1996年、現在の経営者によって、テラスレストランをふくむ、古城ホテルに生まれ変わったとのこと。19の部屋と4つのスィートをもつ、プチホテルといえます。
部屋にも果物と共に歓迎のカードがあって、気遣いは良く感じられました。
3階の部屋からの、トラウン湖の眺望が素晴らしく、落ち着いた色合いの部屋に大満足です。湖の周辺の高い山々はまだ一部に雪を残し、湖や湖畔の木々の青さとのコントラストは美しく、芸術家達がこの地に足を留めたのも、無理からぬものでしょう。
丁度、窓から見る真正面に、先程まで見てきたSeeschloss Ort湖上のオルト城 ----町の南西、湖岸から湖に突き出たように立っていて、909年に史料に出てくるという、大変古い島上の城です。城までは橋が掛かっていて、現在はこの古城ホテルの経営となっていて、カフェ-レストランは人気があるようです。又、この地を舞台にオーストリアのTV人気番組が撮影されているとの事です----が見える。
この風景を見ると、イギリスやスイスの湖水地方に勝ると言われるのも納得です。
このホテルには“Wintergarten-Terrasseヴィンターガルテン-テラス mit seeblick湖への眺望の良いテラス付の温室の意”と称するメインレストランがあり、ARAL評価で13点。レストランは湖に向かって、ホテルの本館に併設されている。
現代風のレストランだが、評判は良いようで、水曜日にも拘らず、19時の予約にネクタイ、背広姿で席についてみると、殆ど満席でした。
町の会合と思われる団体客もあって、大変賑やかです。
さすがに肌寒く、窓の外のテラス席には一組だけでしたが。
さて夕食は
アペリティーフは女性陣三人がシャンパン、私がシェリーを注文。
シェフの御挨拶が出て、次の前菜は三人がシュパーゲル(白アスパラ)のスープ、娘さん一人がジャガイモとマッシュルームのテリーヌ、カニのタルタルソース付きを。
メインは家内はトラウン湖の川魚にベネチアン風野菜とパリ風のジャガイモ添えと、
私は新鮮なシュパーゲルにオランダ風ソースをかけた、ジャガイモと子牛の肉を添えた料理です。これはIさん親子の二人も魚とシュパーゲルに分かれて注文した。
デザートはアイスクリームとチーズの盛り合わせ。
尚、食事に合わせたワイン(ヴァッハウ渓谷地域のものを中心に、メニュー参照)が用意されていて、こちらもまた十分楽しみました。
私はアスパラずくめでしたが、全て美味しく頂きました。
2時間半の夕食は皆さんも大変満足していました。
19:00-21:35 Euro269.10(4人分)
XXX
(更新:20240905)