ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
第6日:10月19日(水) 143km、午前中は小雨・曇天、午後晴後曇り、10.5~12.5℃*
Zellツェルの町からモーゼル上流に向かうモーゼルワイン街道巡り
Bernkastel-Kusベルンカステル・クース(モーゼル川130kmの地点):
http://www.bernkastel.de/startseite.html
12:45~14:45
≪昼食;Hotel & Restaurant Doctor Weinstubeドクトール・ヴァインシュツーベ≫
D-54470 Bernkastel-Kues 、Hebegasse5
13:30~14:20 Euro44(5,672円)
http://www.doctor-weinstube-bernkastel.de/
3星・全28室。17世紀の創業。
ウロウロしているうちにHebegasseへーべ(青春の女神)横丁にこんなレストランがあった。
伝説のドクトールを冠したホテル・レストランで、興味を惹かれて中に入った。
調子の良いベテランの給仕さんがいて、昼食を食べることにした。
少し遅めの食事ながら、観光地ならではの二人連ればかり、仏、独、日の4組になった。
さすが、17世紀創業というホテルだけに、レストラン内の柱、梁、桶、樽、紋章、飾りも古めかしく、面白い。階段を上がった2階もレストランになっていた。
飲み物:
ブドウのジュース紅・白Euro3.3X2=6.6、見た目にはワインのようだ。
料理:
①スープ:私は“結婚のスープ”と称した牛肉入りスープEuro5.8、
家内がジャガイモとキノコのスープEuro5.7でした。
②メイン:私は炒めた牛肉にサラダどっさりの一品Euro13.9でした。
家内はキノコ入りオムレツEuro10.9、塩加減が美味かったそうだ。
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伝説のドクトールの場面がレストラン内に掲げられていた。その伝説とは
<伝説;ドクター・ワイン:Bernkasteler Doctorベルンカステラー・ドクトール>
トリアー選帝侯・大司教ボーエムント2世(在位 1354-1362)がBernkastel-Kuesベルンカステル・クースのBurg Landhutランズフート城に滞在中、深刻な病気に罹り、この病には効く薬もなく、手の施しようがなかった時、モーゼル川沿いの、この町のワイン醸造農家が謁見を許されて、病気快癒を願って、自分の最高の畑で取れたブドウで作った小さな樽入りのワインを献呈したそうです。
ワインを飲んだ、その後数日で選帝侯・大司教ボーエムント2世は病も癒え、「これぞ本物のドクトールじゃ」と云ったということです。
この時から、この小さなブドウ畑は「ドクトール」と呼ばれるようになったそうだ。
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