Hotel Principe Realのクチコミ

1カ月のポルトガル旅行の中で3回に分けて8泊しました。「サン・ペドロ・アルカンタラ展望台」に面して建つ建物なので初日は空港からタクシーで行きました。ロシオからケーブルカーのアクセスも良いですが、ケーブルカーは大きなトランクの持ち込みは出来ませんので注意が必要です。それ以外にもホテルの前はトラムも市バスも走っていますので各所へのアクセスは便利です。ホテルのフロントは1カ所ですが、建物は2つに分かれていてドミトリータイプとホテルタイプと入り口も分かれています。ホテルタイプの部屋は表に出てカードキーで扉を解除するタイプなので、ヨーロッパの古いアパートメントに住んでいるような気分になれます。内部にはクラシックなエレベーターがあり、これも自分で操作するのが楽しいです。元々は小さい部屋のアパートだった建物のようで、1階には名残りの郵便受けがたくさん並んでいます。リノベーション下部屋のインテリアは全て違うのでチェックインする度に驚きがありました。1回目の5泊では無料のドリンクサービスがあり、ジョッキの生ビールをいただきました。フロントのスタッフは若者が多く、とても気さくで親切で気持ちの良い滞在が出来ました。持ってきた官位湯沸かしが調子悪くて部屋のブレーカーを飛ばしてしまいましたが、フロントの女性が親切に笑顔で直してくれたのもいい思い出です。3回目のチェックインで戻ったときはもう「おかえりなさい！」という歓待ぶりで嬉しくなりました。フロントの奥には小さなレストランがあり、ここで朝食をいただきますが、卵料理とコーヒー（エスプレッソやカフェオレ）はオーダーで、それ以外の料理はセルフです。このレストランはアフリカ系の家族が仕切っているようでママは歌を謡いながらサービスしてくれますが、これもなかなか良かったです。

メトロの駅から徒歩10分圏内ですが、急坂を登らなければなりません。フロントのスタッフさんは皆親切なものの、リスボン市内の観光地図も置いてありません。
室内の広さは普通、窓の外は向かいの建物で、景色は望めませんでした。朝食はバイキングではなくオーダー形式なので期待しましたが、卵焼きのようなオムレツに、スーパーで売っているミニソーセージ、という感じでした。スパークリングワインが置いてあるのだけはGood。
全体的に、四つ星としてはちょっともの足りないホテルでした。