当ホテルの漢字表記は「大欣大飯店」です。住所は「台北市中山區中山北路二段27巷2-2號」です。もし道に迷ってタクシーを捕まえ運転手に「ダーシン ホテル」と言っても通じる可能性は極めて低いです。漢字で「中山北路二段27巷2-2 大欣大飯店」と書いたメモ書きを渡すのが確実です。実際の旅行者の立場で考えるなら、漢字文化圏(台湾、香港、マカオ、中国本土)のホテルやレストランの名称と住所は漢字表記で登録すべきであって、中国語発音を中途半端にカタカナ表記しても何の使い道もありません。
当ホテルは私の台北における定宿の一つで、繁忙期でなければダブル部屋が一泊5000円強で泊まれます。もう何度目かの宿泊で二年前に続き2016年4月に3泊しました。夜にフロントにいる日本語の出来る男性スタッフの方は私の顔を覚えていてくれました。
当ホテルは中山北路と南京東路の交差点から北東へ2ブロックほど入った所にあり、付近には飲食店も多く、1ブロック南隣の柯達飯店の一階にはコンビニが入居していて非常に便利な立地です。中山北路の晶華酒店前には大有バスの桃園空港行き(行き先表示は大園)のバス停があります。当ホテルからは徒歩3分くらいなので帰国にも便利です。
ただし、このホテルのダブル部屋にはバスルームに関して当たり外れがあります。「アタリ」は今回私が泊まった部屋で、バスルームは浴槽付きです。「ハズレ」はトイレの個室の端っこにシャワーを取り付けた部屋で、シャワーを使うとトイレの床がビショビショです。その中間は、浴槽はなくてシャワーのみだがトイレとシャワーは分離されている部屋です。今回は六階の浴槽ありの部屋に入ったので入室した時は「アタリ」と思いましたがwifi環境はハズレでした。
六階は全般的に電波が弱く603の室内ではi-Padとandroidスマホともネット接続は無理。廊下にでて電波の強い場所を探し(607の前あたり)辛うじて接続できる状況でした。普通なら部屋の代えろと文句を言うところですが、前述のように部屋を代えて電波は入るもののシャワーを浴びるとトイレがビショビショになる部屋に替えられるのもいやなので、我慢する事にしました。一階の食堂ではwifiの電波は良好に入るので、恐らく二階も大丈夫だと思います。その他の階は他の人の報告を待ちたいです。
部屋の当たり外れを言えば、窓の有無もあります。建物の構造から見て恐らく部屋の半数は窓無し部屋でしょう。地下階にも客室はあるので、繁忙期になるほど窓無し部屋に当たる確率は高くなると推測します。
一階の食堂で頂く朝食はオカズの種類が多く、自動ドリップマシンの珈琲も飲み放題で、この価格帯のホテルではマシな方だと思います。ただ高級ホテルのようにオカズはアルコール・ランプで温めてはいないので、遅く行くと冷めています。温かいオカズを食べたい人は、朝食開始時刻ちょうどに行ってください。