セビーリャ3泊のうち、最初の1泊をこちらのホテルに泊まり、残り2泊は旧市街に宿泊しました。本当は3泊ともセビーリャの旧市街に宿泊したかったのですが、GranadaからバスとRENFEのMDを乗り継いで、Sevilla San Justa(セビーリャ・サン・ユスタ)駅に20:40頃に到着する予定であり、翌日も朝早くから出かけてコルドバへの日帰り旅行を予定していたので、Sevilla San Justa駅に程近く、値段も手頃なこちらのホテルを選びました。実際には電車の到着が10分程遅れ、ホテル到着は21時ちょっと前になりましたが、まだ空も明るく、ホテルはすぐ分かりました。
(ちなみに、2015年4月7日以降、Antequera Santa Ana⇔Granada間へのAVE延伸工事が行われているらしく、Antequera Santa Ana⇔Granada間のすべての電車が運休し、バスによる代替運行をしていましたが、到着時間は時刻表通りです。)
当初、ダブルルームを予約していたのですが、渡された鍵で開けたところ、部屋は2Fの喫煙ルームで鼻にツーンとする臭いが…。妻も私も煙草を吸わないので、この喫煙ルームの臭いに耐えられず、フロントで部屋の変更を依頼しました。ダブルルームは喫煙ルームにしかないとのことなので、ツインルームでいいからと禁煙ルームに変更して欲しいとお願いし、6Fの部屋に変更してもらった次第です。
当初の喫煙のダブルルームは、家具の色が派手で、いまいち趣味が良くありませんでしたが、禁煙ルームの方は打って変わって落ち着いた色調の部屋でした。もしかしたら、あまり趣味の良くない喫煙ルームということで、お値段が安かった部屋なのかもしれません。
結果としては、値段(約8,600円(為替レート:約130円/EUR)の割に、きれいで居心地の良い部屋でした。ちょうど到着客が込み合っていたこともあって、フロントの男性の対応は普通でしたが、チャックアウトの時の女性の対応は割と良かったです。それと、エレベータがかなり古いものらしく、ガタンガタンと音がしていたのは気になりましたが、チェックイン後にわざわざ旧市街のお店にタクシーで食事に行ったため、さらに滞在時間が短くなってしまい、元々、寝るだけのホテルとあまり期待していなかったこともあり、割と快適に過ごせました。
という訳で、セビーリャへの到着が遅く、翌日、コルドバやヘレス・デ・ラ・フロンテーラなどRENFEを使っての日帰り旅行を考えている方には便利なホテルだと思います。 なお、素泊まりプランでしたので、朝食の内容は分かりません。
翌日は、旧市街のホテルに泊まりましたが、こちらのホテル前のバス停からC2のバス(駅から離れる方向のバス)に乗り、5分くらいして大きな交差点を右折した後、1つ目か2つ目で多くの人達が乗り降りするSan Bernard駅前のバス停にたどり着きます。ここで下車すると、すぐ目の前にトラム(路面電車)の始発駅があり、このトラムに乗れば、カテドラルの西側を通って市庁舎前のヌエバ広場(Pl. Nueva)まで行くことができます。