団体ばかりの大ホテルよりも、「その国の旅行者」が使うような
小規模なホテルが好きなのですが、ここは三つ星クラスでも団体さんが多く、
私の泊まった日は2/3くらいが日本人のツアー客だったようです。
シングルの部屋は眺望がまったくないので薄暗く、
たまたま隣のホテルが改築中で耳をつんざくようなドリルの音が一日中響き、
工事のある日中はとても部屋にいられませんでした。
フロントは「だったら外に出れば?満室だしどうにもならない」と
無関心。
「地球の歩き方」には”思い出に残る素敵な朝食室”というお洒落な写真が出ていましたが、
実際にはあれは読書室で、朝食室は半地下の無機質な白い壁の空間です。
スタッフに尋ねてみたところ、「何かの間違いじゃない?(笑)」とのことでした。
場所的にはほどよく中心地から離れているので、
あまりうるさいエリアが好きではない方にはいいと思います。
部屋は清潔と言いたいのですが、クロゼットに
誰が使ったのかわからないネグリジェが丸めて突っ込んであって驚きました。
ポーターが一旦部屋を下がってから見つけてしまったので、
「チェックしたときには確かに無かった」の一点張り。
まあ、これがイタリアなんでしょうか。
朝食室の女性は笑顔できびきびしたサービスがとてもよかったです。
コンチネンタルなのでヨーグルトや野菜はありませんでした。
次はもう泊まらないかな…