2011年10月11日から5泊。
国立オペラ座の北側のある。楽友協会、コンチェルトハウスへは歩いて行ける。
国立オペラ劇場裏通りに面し、ケルンストナー通り角にはカフェ・ザッハーを併設する、中規模な老舗名門ホテルで、旧市街の街歩きに便利。コンサート3会場まで徒歩で行けます。メトロやトラムの駅がすぐで、郊外の観光にも便利ですね。近くに和食の店が2店舗あるし、疲れるとホテルに帰って休憩できるのは助かりますね。
玄関、キーカウンター、ロビー、バーと続くが皆狭く、フロント専用室もこじんまりしています。ロビーに面したエレベーターは一つで数人がいいところ。2階に名前の着いたスイートルームが10部屋ある。
しかし、内部は皆全て、本物の伝統に基づく豪華さがあります。外からは窺えませんが、けばけばしくなく、しっとりしたオーナーの歴史を感じさせる落ち着いた色調。BARはシックですね。
朝食会場は1階ロビー奥、朝食受付カウンターがある中廊下の左側。右側はサロンとなっており、左側が満員の場合使用されているようです。
曇りガラスで外の眺望はないが、かえって落ち着くことができますね。
ANA予約5泊による当初からのグレードか判明しないが、案内された部屋は、名前がついたスイートルーム8部屋と同階のエレベーター近くの部屋。1ランクアップされたかもしれない。直前に2泊したANA手配のザッハーザルツブルグの部屋より上のランク。
部屋内部の廊下まで大理石。床暖房がきいており、洗面所の鏡の一部に
テレビが組み込まれていて、NHKの衛星放送が見られる。
果物、チョコレートがサーヴィスされていた。ANA手配なので朝食付きだが、WiFi 1デバイスにつき1日19ユーロ。
リーダーズクラブHPからの予約の場合は朝食つきWiFi無料に統一されている。
最後の朝、朝食会場受付で、大変満足した、帰国する旨伝えると、朝食を食べ終わったころを見計らった主任が来て、デザートを食していくよう皿フォークを自ら整えて挨拶していった。同行者のみ毎朝ザッハートルテなどのデザートを楽しみ、私がデザートには全く手をつけなかったのを見ていた。
ここは団体は見当たらない。
三日目の朝、ドイツから来た少数の学者グループがおり、そのうち一人が私に「オハヨウゴザイマス」と挨拶する。八年前日本人妻を亡くした、今はハンブルグに住んでいるが、以前東京と横浜に住んでいた、4年前には今の妻と日本を訪れた、などなど、最初は日本語でたどたどしく、途中からは一気に英語で話した。奥様は教授博士の肩書きが書かれたネームプレートを付け、本人はつけていないところを見ると引退したのかもしれない。久しぶりに日本人と話し、うれしかったのであろう。
地震の話は出さず。出せばどちらも涙するほかないと思ったのであろう、遠慮の人であった。
日本人の感覚にあう、或いは日本人大好きといったヨーロッパ人、特にフランス人やドイツ人にまれにではあるが出会うことがあります。
1つしかない狭い玄関に、常に2,3人いるドアボーイはいつもニコニコし、キーカウンタースタッフはきびきびして気持ちよく、ロビーでコーヒーをサービスするバースタッフは鄭重な物腰し、謹厳なフロントスタッフはロビーの陰で見えないため気楽。
近くの日本人寿司職人がいる和食店
天満屋(コンサート帰りの時間はラストオーダー後となる。寿司、鉄板コーナーあり。)、
雲海(表通り角1階にもある。)
中華の店 天満屋の向かいにあり、寿司のテイクアウト可能、
(陽気な中国人経営、果物飲み物のサーヴィスがあるかも。)
2011年10月11日(火)から5泊、気持ちよくゆったり過ごすことができました。