ヨセミテ国立公園のあるカリフォルニアは山火事が多い地域として知られています。
普通の旅では山火事で宿への宿泊ができなくなる…なんて考えられないですが、今回私が予約したシダーロッジでは、そのまさか…が起きました。
火事(Ferguson Fire)でロッジがあるEl Portal 一体を含むHighway 140の沿線が通行止めになり、更に住民避難区域となり、国立公園自体も一部閉鎖でシダーロッジに行くことも泊まることもできない状況となってしまったのです。
宿泊予約サイトを通じて「政府によりロッジへの交通手段が閉鎖された場合の宿泊予約の取り扱いについて」ロッジに問い合わせをしたところ、キャンセレーション等は予約説明医薬に書いてある通り(7日前以前のキャンセルにはキャンセル手数料が必要で、それ以降のキャンセルは1泊分の費用を支払ってもらう)とのことでした。
ロッジへと通じる道路が閉鎖されロッジに辿り着けない状況下であっても、予約の解約には手数料が必要で、さらにその解約日時が宿泊1週間前を切っていたら1泊分の宿泊料金はデポジットとして宿に徴収する…と言う内容でした。
政府が非常事態宣言を出すほどの山火事で、ロッジ自体も営業していないのに宿泊料金を徴収するという姿勢…これって、なんだか変ですよね。
私の場合は宿泊日まで1週間以上あったので、山火事の状況から道路の通行止めの解除はあと1週間以内には無理だろうと考え、手数料のみで宿泊予約の取り消しをしましたが、宿泊予約サイト(エクスペディア)の非常事態によるロッジ閉鎖時の宿泊料金の取り扱いなどの文言は一切なく、非常に不親切でした。
(しかし、私が別の日の宿泊先として予約していた、同じEl Portalの街にあるロッジYosemite View Lodgeは、宿泊予約サイトからの電話やメールすら無視し、キャンセレーションの問い合わせにも応えてもらえなかったので、返答が得られただけでもシダーロッジは良心的なのだとは思います)
せめて、ロッジ都合や政府の方針で宿泊出来ない等の場合のデポジット金の返金の有無などの情報は、宿泊予約サイトの案内ページに欲しいですね。