古今和歌集などにも詠まれ多くの文人に愛された古湯
城崎温泉には、街中に点在する外湯が全部で7つ。泉質はどこも同じナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉ですが、建物や浴場の雰囲気が異なります。この外湯をめぐるのが城崎温泉の楽しみ方の1つ。散策途中に立ち寄れる足湯もありますよ。
レトロな建物を楽しむ
温泉街の中心部にある外湯「一の湯」は、城崎温泉のシンボル的存在。共同浴場ですが、岩盤をほった洞窟風呂などもあり人気の高い外湯です。昔ながらの雰囲気が好きな人は、木造の小さな外湯「柳湯」がおすすめ。"子授けの湯"ともいわれ、子宝に恵まれるとか。六角形の窓が印象的なレトロな外観を持つ「地蔵湯」もよいですよ。
露天風呂のある外湯も
露天風呂付きの外湯「鴻の湯(こうのゆ)」「御所の湯」「駅舎温泉 さとの湯」も人気です。なかでも「まんだら湯」は、城崎温泉を代表する外湯。約1,300年前、僧侶・道智上人(どうちしょうにん)の思いが満願し、湧き出した城崎温泉の原点ともいえる霊湯を源泉としています。
"一生一願の湯"ともいわれ、GWや年末年始などの休日は行列ができることも。裏山を眺めながら浸かる露天風呂もおすすめです。
入湯料:一の湯・柳湯・地蔵湯・鴻の湯・まんだら湯 大人 700円、子ども(3歳から小学生) 350円、駅舎温泉 さとの湯 大人 800円、子ども(3歳から小学生) 400円
外湯に1日入り放題! お得な入浴券
外湯めぐりを楽しみたい方におすすめなのが、城崎温泉の外湯に1日入り放題の入浴券。2つ以上の外湯をめぐるなら断然お得! 入浴券は各外湯の窓口で購入できます。宿泊される方は、宿泊特典に入浴券が付いている場合があるので、購入前に確認してくださいね。
料金:大人 1,300円、子ども 650円