二階の見学も

5.0
旅行時期：2025/06（約7ヶ月前）

by Decoさん（男性）

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世界文化遺産の三池港のすぐ側にあり、現在はフレンチのレストランや結婚披露宴などで利用されています。
明治時代の後半に三池港の開港とともに建設された歴史のある瀟洒な建物。かつては三井の迎賓館、高級船員の宿泊施設として使用されていました。

ランチはドリンクも含めて一人当たり8000円くらいからになりますが、料理の内容、歴史のある建物の雰囲気などを含めると、十二分に価値があると思います。
歴史のある建物ではありますが、堅苦しさはなく、楽しく食事することができました。

一階には大小三つの部屋があり、食事会場になっています。二階にも四部屋あって、こちらは展示室などになっています。二階には昭和天皇が休憩されたときの家具なども展示されており、できれば見学したいところです。
尚、各部屋には三池炭鉱の坑の名が冠されています（大浦、勝立、宮浦、万田など）。
駐車場近くには大浦坑（幕末に三池藩によって開坑され、明治初めに西洋近代技術が投入された）の遺址が移築保存されており、こちらも貴重な史跡かと思います。
料理はもちろん素晴らしいのですが、建物自体も貴重なものです。