歴史ある旧倉吉線・倉吉駅跡地　～　倉吉線鉄道記念館

3.5
旅行時期：2024/04（約2年前）

倉吉クチコミ：8件

旧倉吉線・打吹駅跡地に建つ「倉吉線鉄道記念館」に久しぶりにやって来ました～、

旧倉吉線の歴史は山陰本線・上井駅（現在の倉吉駅）と倉吉市街地である打吹を結ぶために倉吉軽便線として大正元年に開業したのが始まりで、その後は関金温泉が在る関金駅まで、昭和３３年には山守駅まで延伸開業しその後に旧国鉄に引き継がれました。

昭和４７年に倉吉駅を打吹駅に改称し、上井駅も倉吉駅に改称しましたが、昭和５６年に第１次特定地方交通線として承認され昭和６０年４月１日に全線が廃止となりました。

その旧倉吉駅が打吹駅に改称された当時は単式ホーム１面１線と島式ホーム１面２線の２面３線のホームを有する地上駅でした。
構内南側の単式ホームに接して駅舎が在り木造平屋建ての２代目駅舎がとても懐かしく思い出します。

肝心の記念館は内部には往時の倉吉線や打吹駅に関する様々な資料や実際に使用されていた信号機・運賃表・時刻表・ヘッドマークなどところ狭しと展示されてます。
実際に触れることも可能なのは嬉しい限りで、有志方々で製作されたジオラマも運転されるとのことです。

やはり一番目を惹くのが協三工業製貨車移動用ディーゼル機関車は車両入替や保守点検などで活躍していただけに嬉しいですね！。
出来れば有志方々に実際に走られせていただければ尚、イベントとして盛り上がるのでしょうへど？…。

記念館へは入館料は無料です、入館の際はセルフで照明スイッチを入れて、終わればスイッチを切って下さい。
くれぐれもマナーを守って利用することをお願いしたいものです。

屋外にはＣ１１７５蒸気機関車が静態保存して在り、クラウドファンディングで修復されて今春に見事に往時の勇姿に甦りました。