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黒田記念館

美術館・博物館

黒田記念館 施設情報・クチコミに戻る

黒田清輝の集大成であるいつまでも色あせない不朽の名作ここにあります。

  • 4.5
  • 旅行時期:2024/03(約2年前)
Lily-junjunさん

by Lily-junjunさん(男性)

上野・御徒町 クチコミ:13件

「黒田記念館」のへのアクセスは、JR「上野駅」公園口を出てそのまま直進します。すると「動物園前交番」があり、その先を右に曲がります。「大噴水(竹の台噴水)」の脇を通り「東京国立博物館」の前の信号を渡り左方向に250m進みます。一つ目の信号を渡り右方向に進むと左手に「黒田記念館」があります。「黒田記念館」に入る前に、目についたのが外壁です。縦方向にひっかき傷のようなものをつけているタイルです。これは、「スクラッチタイル」と呼ばれ、「黒田記念館」を建設していた当時に流行っていたタイルで、「フランク・ロイド・ライト」が「旧帝国ホテル」に採用して一時流行になったものです。また、建物の二階部分には、ギリシャの神殿を思わせる柱がありました。「イオニア式オーダーの列柱」で、六本並んでいました。さて中に入りと思います。「黒田記念館」の入口は、「アーチ型」になっていて、「アーチ型の入口上部」には、アールヌーヴォー風の装飾が施されており、「黒田記念館」の文字が刻まれています。また、入口の両側にはやはりアールヌーヴォー風の装飾が施された壺が置かれていました。展示スペースは二階にあります。今日はついていることに、「特別室」の開室日でした。「黒田清輝」の不朽の名作である「智・感・情」、「舞妓」、「読書」そして「湖畔」を見ることができます。入口の所に係員がいたので、どこまで写真撮影することができるか確認したところ、「特に、今回の展示では撮影できないものはないので自由に撮影して構わない。」という返事が返ってきました。自分の耳を疑いましたが、再度確認したところ大丈夫ということでした。入場無料に加えて歴史に残る名画の写真撮影もオーケーです。心がワクワクしてきました。
ここで、「黒田記念館」の歴史を紐解いてみると、日本近代洋画の父ともいわれる「黒田清輝」が、大正13年(1924年)に没する際、遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるよう遺言しました。これをうけて昭和3年(1928年)に竣工したのが「黒田記念館」です。館内には、遺族の方々から寄贈された遺作を展示する「黒田記念室」が設けられました。「黒田記念館」の設計は「岡田信一郎」が担当しました。「旧歌舞伎座」や「明治生命館」などを手がけました。黒田清輝氏と同じ東京美術学校で教授を務めたそうです。
「黒田記念室」には、30件近い絵画が飾られ、「特別室」には、代表作四点が飾られていました。「黒田記念館」は、飾ってある絵画の件数は、他の美術館と比べると少ないかもしれませんが、混雑することなく、自分のペースで心ゆくまで鑑賞できる美術館でした。

01_【一口メモ】
⑴ 所在地…〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 電話:03-5777-8600
⑵ 開館時間…9:30~17:00 入館は閉館の30分前まで
⑶ 月曜日(祝日・休日の場合は開館、翌火曜日休館)、年末年始

02_【アクセス】
⑴ JR「上野駅」公園口から徒歩8分700m
⑵ 京成電鉄「京成上野駅」正面口から徒歩13分1.1m
⑶ 東京メトロ 日比谷線・銀座線「上野駅」7番出口から徒歩14分1.0km

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.0
JR「上野駅」公園口から徒歩8分700m
コストパフォーマンス:
5.0
入館料は無料です。
人混みの少なさ:
3.5
比較的空いていました。
展示内容:
4.5
イオニア式オーダーの列柱、「黒田清輝」の代表作である「智・感・情」、「舞妓」、「読書」そして記念切手の画で有名な「湖畔」

クチコミ投稿日:2024/07/12

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