映画で見た世界が目の前に現れてきます。懐かしがあふれ出ました。
- 4.0
- 旅行時期:2023/12(約2年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
亀有・柴又 クチコミ:18件
「寅さん記念館」へのアクセスは、京成金町線「柴又駅」の出口を出て道なりに直進します。「帝釈天参道」の門を潜り、直進して「帝釈天参道」の下町情緒あふれる風景を堪能しながら「柴又帝釈天題経寺」まで行きます。「柴又帝釈天題経寺」の「二天門」を右折し、二つ目の角を左折し、約180m直進すると「柴又公園」が正面見えてきます。その角を右折すると「寅さん記念館」で100m進み左折するとチケット売り場があります。私は、「山本亭」を鑑賞したあと「柴又公園」の階段を上り「寅さん記念館」へ行きましたが結構遠回りでした。しかし、「柴又公園」の頂上地点に到達した時に周りを見回すと「江戸川」や「柴又」の街並みをきれいに見渡すことができました。こちらもお薦めです。
「寅さん記念館」のチケット売り場を通り過ぎいよいよ入口に向かいます。係の方が入口の前にいて丁寧に案内してくれます。なんと驚き入口の上の方には、寅さんが館名の看板文字を取り付ける作業をしています。そして、真下の床面には、「雪駄」の片方が彫られていました。最初から驚かされました。そして、入場するや否や部屋が暗くなり、「映画男はつらいよ」の音楽がBGMで流れてきます。気分が高揚してきて、自分も「映画男はつらいよ」の世界へと引き込まれていきます。この部屋には、寅さんの衣装も展示してありました。その部屋を抜けると目の前に帝釈天が出現してきました。右側には名物草団子屋の「くるまや」があり、まさに帝釈天参道のミニュチュアの世界です。「くるまや」に入ると映画の世界そのものです。寅さんも奥の方にいました。続いては、「朝日印刷」で、タコ社長や寅さんの弟の博も印刷をしていました。次が、「帝釈天参道」の店舗が並んだ模型が遠近法で現れてきます。先ほどはミニュチュアの世界でしたがこれは本物の世界と見間違えるほど精巧に再現されています。そして、寅さんが愛してやまなかった鈍行の夜行列車、最後は、歴代のマドンのポスターなどが映像で映し出されました。どれもこれも懐かしいものばかりで感動しました。次は、おなじ敷地内にある「山田洋次ミュージアム」へ向かいます。
01_【一口メモ】
所在地…〒125-0052 東京都葛飾区柴又6-22-19 電話:03-3657-3455
⑵ 開館時間…9:00~17:00 ※年末年始は営業
⑶ 休館日…① 第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日・休日の場合は、直後の平日)
② 2月の第3火曜日から木曜日
⑷ 入館料
① 山田洋次ミュージアムとの共通券
ア 一般500円 イ 児童・生徒300円 ウ シルバー400円
② 寅さん記念館&山本亭セット料金
ア 一般600円→550円 イシルバー500円→450円
02_【アクセス】
⑴ 電車を利用する場合
① 京成金町線「柴又駅」改札出入口から徒歩7分550m
② 北総公団線「新柴又駅」北側出口から徒歩11分850m
⑵ バスを利用する場合
① [金町駅] ⇒[新小岩駅]≪京成バス:小55≫
・バス乗り場:「金町駅南口」(1番のりば)
・3停留所目(「浄水場」の次の停留所) 所要時間約5分
・9時から17時の間に1時間平均8便
・「柴又帝釈天」下車で下車し「帝釈天」入口まで徒歩7分550m
② [新小岩駅] ⇒[金町駅]≪京成バス:小55≫
・バス乗り場:「小岩駅南口」(1番のりば)
・10停留所目(「柴又六丁目」の次の停留所) 所要時間約14分
・9時から17時の間に1時間平均8便
・「柴又帝釈天」下車で下車し「帝釈天」入口まで徒歩6分450m
03_【「寅さん記念館」の見どころ】
⑴ 「ファサード」
「寅さん記念館」の入口の右上の方を見ると寅さん自身が館名の看板文字を取り付ける作業をしています。そして、真下の床面には、「雪駄」の片方が彫られていました。
⑵ 「はじまりの部屋」
「寅さん」をイメージして描かれた絵画を投影し、音楽とともに、壁際の幻灯機が作動し、「映画男はつらいよ」の音楽がBGMで流れてきます。気分が高揚してきて、自分も「映画男はつらいよ」の世界へと引き込まれていきます。
⑶ 「柴又帝釈天参道」
目の前には「帝釈天」がそびえ立ち、「寅さんの生い立ちコーナー」があり、寅さんの少年時代から、放浪の末、故郷柴又へ舞い戻るまでの物語を妹さくらのナレーションと共に、六台のモニターがあり、可動式のジオラマで寅さんの軌跡をたどることができます。
⑷ 「くるまや」
今さっき「帝釈天参道」を通りながら見てきた店が実際に目の前にあるような感じです。それもそのはず、実際の撮影に使用した「くるまや」のセットを大船撮影所から移設したものだそうです。映画やテレビで見た「映画男はつらいよ」のお茶の間では色々な名場面を見ることができます。
⑸ 「記念撮影コーナー(有料)」
「記念撮影コーナー」では、寅さんと一緒に記念写真を撮ることができる日本中で唯一の場所です。一生の記念になること請け合いですが、残念ながら有料なので断念しました。
⑹ 「朝日印刷所」
「朝日印刷所」は、タコ社長の朝日印刷所がリアルに再現されています。本物の活版印刷機も展示され、寅さんと博、そして従業員もいました。このセットを見ると寅さんが乱入し、タコ社長と取っ組み合いの乱闘したシーンを思い出します。
⑺ 「くるまや」の模型
寅さんの実家の「くるまや」を1/16のスケールで再現したものです。私もこんな家に住んでいたので、むかしの木の家のよさを思い出します。
⑻ 「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です」コーナー
「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です」コーナーは、昭和30年代の帝釈天参道のまち並みを遠近法を用いて、精巧に再現しています。色々な商店が立ち並び本物そのものですね。買い物をしたい気分になります。
⑼ 「寅さんタッチパネルコーナー」
「寅さんタッチパネルコーナー」は、マドンナのプロフィールや、名場面の数々、寅さんにまつわるクイズのコーナーです。当日はやりませんでしたが、是非チャレンジしてください。
⑽ 「思い出に残るなつかしの駅舎」
「思い出に残るなつかしの駅舎」は、駅員が切符を切っていた時代の駅舎を再現したものです。葛飾柴又鉄道「故郷駅」と銘打っています。なかなかいいネーミングですね。子供の頃駅の改札で切符を買い、ホームに入る改札口のところで駅員さんがかちゃかちゃと音を立てながら切符を切るのが昨日のことのように思えます。人々の心通う温かさを感じるなつかしの駅舎です。
⑾ 「帝釈人車鉄道」
「帝釈人車鉄道」の客車を再現しています。なんと客車に乗って記念写真を撮ることもできます。そしてその反対側には「帝釈人車鉄道」の模型があり、人が押しながら線路を走って行きます。
⑿ 「鈍行列車の旅」
「鈍行列車の旅」のコーナーは、寅さんが愛した鈍行列車の向い合わせの客車を再現してあります。車窓には旅の名場面が映し出されます。
⒀ 「寅さんのあれこれコーナー」
「寅さんのあれこれコーナー」は、寅さんファンにはたまらないものでしょう。「寅さんのあれこれコーナー」には、実際に撮影で使用されていた衣装やトランクのほか、第50作『お帰り寅さん』で使用された小道具などを見ることができます。
⒁ 「エンディングコーナー」
「エンディングコーナー」は、歴代のマドンナやポスターが次々と写し出されます。これで終わりかと思うとチョット寂しい気分です。
⒂ 「こころのふるさとマップ」
「こころのふるさとマップ」は、「寅さん記念館」を出た吹き抜けの中庭にあります。そして、中庭タイルには、ロケ地の美しい風景がデザインされていて、「寅さん記念館」の総集編を見ることができます。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 京成金町線「柴又駅」改札出入口から徒歩7分550m
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 三館の共通券を買うとお得になります。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 寅さんファンが結構見に来ていました。会話がはずんでいました。
クチコミ投稿日:2024/06/30
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