古代の城跡
- 4.0
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by taktak99さん(男性)
秋田市 クチコミ:37件
秋田城は、日本の古代城柵。
創建は733年頃で、出羽柵が庄内地方から秋田村高清水岡に移転した事に伴う。760年頃に秋田城に改称された。
朝廷によって設置された城柵の中では最北に位置し、奈良時代の創建から10世紀中頃までの平安時代に掛けて出羽国北部の行政・軍事・外交の中心地となった。
しかし11世紀中頃になると朝廷の勢力も衰え、それと同時に海外からの交易も衰退していき、維持がまま無くなり、放棄される。
以後その地が城として利用される事は無かった。
城と言っても、戦国時代や江戸時代よりはるか前の時代のものなので、「城」の概念が異なる。高石垣や天守といったものを期待して行くと肩透かしを食らう。が、後の時代の城郭に通じる部分も見られ、興味深い。
一部の門や壁が復元され、建物の位置が分かる様になっている。
残念なのは、城跡のある高台が削られて道路が通され、遺構が失われている事。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/04/08
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