どちらが真の文武天皇陵?宮内庁指定か、学術的調査の結果か?
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- 旅行時期:2023/05(約12ヶ月前)
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by あまちゃんさん(男性)
飛鳥 クチコミ:8件
天武天皇と持統天皇の孫にあたり、藤原京で即位し、日本初の本格的法律「大宝律令」を制定した文武もんむ天皇の墓については、高松塚古墳の南東方向に位置する『檜隈安古岡上陵(ひのくまのあこのおかのえのみささぎ)』を宮内庁は「文武天皇陵」としている。
一方で、本当の文武天皇陵は、高松塚の北にある中尾山古墳(古墳時代終末期の八角墳)とする学説も有力であった。
明日香村教育委員会と関西大が、2020年11月26日、墳丘やその周囲が大量の石で覆われ、高級石材を磨き上げた石室が備わっていたと発表。
学術的には、中尾山古墳は、天皇陵の特徴である八角墳で、荘厳な造りは被葬者の権威の高さを示しており、「真の文武天皇陵」であることが確定的となったとのことだが、宮内庁は、その調査結果を受けても「文武天皇陵」の変更の予定はないとしている。
今回、宮内庁が天皇陵と指定するのとそうでない古墳の両方を見てみたが、整備状態のあまりの違いに驚いた。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/01/21
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