昭和初期のモダニズム融合の病院建築 ~ 直方谷尾美術館
- 2.5
- 旅行時期:2023/09(約10ヶ月前)
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by 機乗の空論さん(男性)
飯塚・中間・直方 クチコミ:15件
直方駅から徒歩で15分ほどの殿町レトロに在る「直方谷尾美術館」は洋館風の洒落た美術館です。
故谷尾欣也氏が収集した絵画・陶芸品などを展示する美術館として平成4年に開業しましたが、その後、遺族から美術館と作品の寄贈を受け平成13年に市が直方谷尾美術館としてオープンした経緯があります。
で個人的にはその中身(展示品)よりもその器である建物の方が興味深いです~、
昭和2年に竣工した旧奥野医院として開業し、当時は皮膚科・泌尿器科の最先端の西洋医学を取り入れた医療であったようです
建物は木造2階建ての鉄板瓦で外装タイル張りの洋風建築で、玄関にポーチを持ちに円柱を配し縦長窓を連続に施す古典様式とモダニズムを融合させた外観であり、どこかすっきりとした印象を与える病院建築です。
横には明治建築の江浦医院が建ち、斜め向かいに建つ旧讃井病院は大正建築であり、ここには明治・大正・昭和と3世代並んだ病院建築を観ることは非常に稀な事だと思います。
- 施設の満足度
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2.5
- アクセス:
- 2.5
- 駅から徒歩で20分ほどの殿町レトロの中~
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 入館料大人¥100とコスパは良いです
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 休館日でしたが、外観は見学出来ました
- 展示内容:
- 3.0
- 昭和初期の病院建築も価値が高い!
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に問題ありません~
クチコミ投稿日:2023/11/13
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