日光街道に面しています

4.0
旅行時期：2023/05（約3年前）

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791年に坂上田村麻呂が開創したと伝えられている曹洞宗寺院です。山門を入ると広い駐車場があり、寛永寺の黒門が目に入ります。コンクリート造りの本堂の上に高村光雲作の12ｍの高さの聖観音像が立っています。見上げると目が合うような気がしました。1868年の上野戦争で亡くなった彰義隊士を当時の住職仏磨和尚が葬った彰義隊士の墓や旧幕臣関係の39基の墓石などが本堂前にあります。その経緯から1907年に寛永寺の弾痕が多く残っている黒門が移築されました。源義家が打ち取った48名の首塚が築山になっていて、その上に板碑４基と石造七重塔が建っています。以前訪れた時、よしのぶ地蔵に説明板がありましたが、現在は1963年の吉展ちゃん事件が忘れ去られた印象を持ちました。歴史に残る多くの人たちを供養している寺です。