界隈には劇場が多くあり、「文京」の地でした

3.0
旅行時期：2022/04（約4年前）

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東京メトロ丸の内線本郷三丁目駅が最寄駅。
本郷三丁目駅２番出口から南東へ約３５０ｍのところに説明板があります。
説明板によると、本郷座（劇場）は明治６年（１８７３）に、本郷の地主奥田氏が奥田座を開設、３年後には所在地の名をとり春木座と改名。
さらに明治３５年（１９０２）には当時の東京市本郷区の区名を採り本郷座と改称しました。
明治１７年（１８８４）ごろには、９代目市川団十郎と５代目尾上菊五郎が出演し活況を呈したそうです。
大正以降次第にさびれ、昭和５年（１９３０）からは松竹の映画館となり、第二次大戦で焼失しました。
今の水道橋近辺はかつて劇場が多くあった場所で、そのせいか、そこからほど近い春日界隈には著名な作家などが住んでいました。
まさに「文京」の地だったのですが、説明板のある場所はオフィス街のど真ん中。
「文京」の香りが全くしないのは寂しい限りです。