悲しい伝説
- 4.0
- 旅行時期:2023/03(約3年前)
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by おやぢさん(男性)
宮古島 クチコミ:42件
マムヤの墓は東平安名崎の駐車場から灯台へ向かう途中の左手にあります。巨大な岩の中にお墓があり、美女の絵が置かれています。
マムヤは、保良(ぼら)の村に住む絶世の美女で、大和の国から落ち延びた平家の女性とのことです。
そのマムヤがその地方の領主であった崎山の坊との勝負に負けて崎山の坊の妻となります。
ところが、崎山の坊にはすでに妻と子どもがいて、マムヤは第二の妻だったのです。
そのことを知ったマムヤは飛出し、東平安名崎の洞窟へ向かいましたが、崎山の坊に見つかってしまいます。
マムヤに問いかけられた崎山の坊は先妻を選ぶといいます。
それを聞いて悲しんだマムヤは、平安名崎の岬から身を投げてしまいました。
身を投げる前にマムヤは自分の美貌を呪い、このような悲劇を繰り返したくないと、神へ祈ったそうです。
その結果、保良の村にはその後、美しい娘が産まれなくなったと言われています。
ただ、このまじないにはひとつだけ、祈りを解く術がありました。それは女児を妊娠したら、東平安名崎の芝生の窪みに溜まった水に満月が映った時、その満月を手ですくって飲むことです。
そのためか、今では保良の村には目鼻立ちのハッキリした沖縄美人が多く見られるそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/03/31
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