保命酒が生まれたのはこの建物
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- 旅行時期:2022/04(約4年前)
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by 万歩計さん(男性)
鞆の浦・鞆公園 クチコミ:6件
鞆の浦の重伝建地区を歩いていると「保命酒」の看板を揚げた酒屋がいくつかある。保命酒は江戸時代初期に漢方医が鞆の浦に伝わる酒に薬味を漬け込んだのが始まり。十六種類の薬味が溶け込んだ甘い酒は、現在も製造されている。
この保命酒を最初に造ったのが、かってこの建物で酒造業を営んでいた中村屋。建物は江戸時代の大きな町家造りで、主屋や酒蔵など9棟が軒を連ね玄関には杉玉が下がっている。明治に入って廻船業を営んでいた太田家の所有になっている。幕末には三条実美ら尊王攘夷派の公卿7人が都落ちの途中、ここに立ち寄って保命酒を飲んだそうだ。内部を見学できるが訪れた時は既に閉館していた。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
クチコミ投稿日:2023/03/29
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