身延別院は、小伝馬町の牢獄で亡くなった囚人等の霊を慰めるために設立された日蓮宗のお寺です。
- 3.5
- 旅行時期:2023/01(約1年前)
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by さいたまさん(男性)
日本橋 クチコミ:109件
身延別院は、小伝馬町の牢獄で亡くなった囚人等の霊を慰めるために設立された日蓮宗のお寺です。
江戸時代、伝馬町の牢屋敷には、吉田松陰、橋本左内等の幕末の志士の他、盗賊や殺人鬼も収監されていました。八百屋お七のような乙女もいたのでした。
その跡地は誰も住む人もなく放棄されていましたが、法華の道場を建立して、大勢の亡霊たちを慰めようと開設されのが日蓮宗の身延別院です。
伝馬町の牢屋敷跡は、現在、十思公園となっていますが、身延別院は、公園の南側にあります。
身延別院は、牢獄で獄死や処刑された囚人の霊を慰めるためか、赤色とか金色の色彩が目立っています。
一般的には、黒色とか茶色のような落ち着いて色が適切かと思われますが、赤色や金色が目につきます。牢獄という暗黒の世界の中で、希望を見出すためなのかもしれません。
囚人たちの気持ちをおもんばかったのかもしれません。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2023/01/05
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