且つての一等駅も衰退の一途です ~ 若松駅
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- 旅行時期:2022/09(約3年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
若松 クチコミ:15件
筑豊本線の起点駅として明治24年に開業した「若松駅」は当社から筑豊炭鉱からの石炭積出港としての目的があったようで駅と若松港の設備・拡張が並行して大規模な操車場や機関区に石炭桟橋も付随してました。
学生の頃初めて若松駅を降りた時に蒸気機関車の石炭の臭いが第一印象でした~、何十連も繋がる石炭貨車が構内にいっぱい停車し桟橋から国内外へと毎日運ばれていました。
昭和の時代には貨物取扱量日本一の規模を誇るほど石炭輸送で最盛期を迎えたそうです。が筑豊炭鉱の斜陽を迎えエネルギー革命などもありその後は衰退の一途を辿ることに成ります。
その辺りは駅舎内の”若松 石炭の記憶”をご覧いただければ理解が出来ると思いますが、その夢の後は黒いダイヤと呼ばれた石炭の塊だけが寂しく展示されてます。
私が利用した頃の駅舎は旧国鉄時代に建て替えられた昭和59年完成の3代目のもの、現在の駅舎は2020年にリニューアルされた何とも情けないほどコンパクトで風情も無いつまらないものに成ってしまいました…、1面2線の頭端式ホームです。
ましてや朝の時間帯しか駅員を配置しない半無人駅のようですからね?…、それでも駅うどん・そばの東筑軒が併設されてるので何だかほっとします。
且つての広大な敷地を誇った操車場や若松機関区は久岐の浜広場や市営住宅として整備されてます。
- 施設の満足度
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3.0
- 施設の快適度:
- 3.0
- 駅舎内は資料展示などもあって見所があります
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に問題なく利用出来ます
クチコミ投稿日:2022/12/22
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