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連歌町跡

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男の一刻千金の欲望と夢の果て ~ 旧連歌町跡

  • 3.5
  • 旅行時期:2022/09(約3年前)
機乗の空論さん

by 機乗の空論さん(男性)

若松 クチコミ:15件

若松は他の街と違い同県の筑豊炭鉱からの石炭積出港としての歴史を持ち、その後の石炭景気に沸いた出稼ぎ労働者が最も多く住み着いた街でもあります。

当時の石炭荷揚げは人の手による人力作業が頼りで石炭による粉塵まみれの辛い力仕事であったようです。
しかし、その分の対価(給料)も好くて一刻千金を夢みた男もいれば、仕事が終われば酒や博打に女と溺れる男もいて金遣いも相当荒かったようですね?。

その様な男の欲望を渦巻くところが「旧連歌町跡」、即ち旧遊里・遊郭と呼ばれ花街であり砕石には100軒を超える妓楼・料亭、戦後は赤線・青線地帯と呼ばれた旧土井町界隈で、現在の中川町です。
当時の地図を見れば現在の大正町商店街・浜町2丁目辺りから中川町一帯に成っていました。

ハッキリと判るほどの妓楼やその形跡は残っていませんが、その後の転業料亭料理屋に飲食店にカフエ風などに趣きが垣間見られました。
特に中川町7の路地奥は崩壊寸前の廃墟化が進み危険が伴う状態には驚きました。
同様に中川町8の路地を入れば家屋の景観に違和感を感じる独特な重い空気に押し潰されそうな気がしました…。
いずれにせよ数年後には昭和の時代が消滅してゆくのかも知れませんね。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.0
大正町商店街から直ぐです~
人混みの少なさ:
4.0
当然ながら観光客は居ませんのでお好きな方どうぞです!
バリアフリー:
3.0
普通に問題あ葉りませんが路地が多いです
見ごたえ:
3.5
妓楼などは無しですが旧赤線・青線の面影は在りました

クチコミ投稿日:2022/12/08

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