2022年三沢基地航空祭
- 5.0
- 旅行時期:2022/09(約2年前)
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by 織田グレイシー道さん(男性)
三沢 クチコミ:6件
コロナ禍では2年ぶり、そして個人では2017年以降5年ぶりの三沢航空祭だった。
今年は往復ハガキ抽選による限定入場の筈が、いざ現地入りしてみると東京ビッグサイト顔負けの2キロ長蛇の列に仰天してしまった。
がしかし、いざ開催すると思ったより列が順調に捌け入場には到底おぼつかないといった不安も杞憂に終わってくれた。
この航空祭の概要は2016年度の記事の通りで割愛するが、今年の目玉は何と言っても新たに配備されたステルス戦闘機F-35Aの百花繚乱に尽きるだろう。
余りのレアぶりにブルーインパルスすら駆逐してしまった程で、コロナ禍と機密保持の措置で未来永劫観れないとばかり思っていたF-35Aの飛行展示が見放題というステルス戦闘機にあるまじきグラスノスチな行為に、同じように隠密行動を生業とする呉鎮守府の無音潜水艦隊もさぞや仰天していた事であろう。
更にステルス戦闘機にあるまじきは小柄な図体に似つかわしくない爆音であり、ターボジェットエンジンのF-4やF-104を彷彿させる腹に響くような図太い重低音を聴くにつれ「音で存在丸分かりじゃん」とツッコミを入れたくなる程であった。
水鳥のようなF-16に比べてお世辞にも美しいとは言い難い雀+カメムシのような姿からは想像できない急旋回を見て、「トップガン・マーベリック」に出てきたSu-57のトリッキーな機動に通じるモノがあり、一見の価値ありきである。
あと余談であるが、カラーリングのせいか幾ら撮影してもモノクロ画像のような写真しか撮れないのはやはりステルス機の塗装の為せる業なのか?
しかし三沢名物はやはり、ビッグボス新庄ばりにド派手なF-16の機動飛行だろう。
自衛隊機の機動飛行が安全措置重視で腹ばかり見せるのに対して、米軍機のは背中を余すところなく見せてくれ、滑走路斜めブッタ斬りだのコークスクリュー機動三昧で魅了して止まない。
ただ今回の航空祭で唯一不満だったのが、EA-18Gグラウラーの飛行展示キャンセルだった。会場でしょうもない格好付けてる暇があるなら我先にとばかりに機動飛行してくれと米海軍パイロット達に物申したかった。
それにしても三沢航空祭はいつ来ても登山なみに体力を消耗する過酷な航空祭であると断っておこう。
余談だが三沢で本能のままにかぶり付いた佐世保バーガーが超旨かった。
次は佐世保鎮守府へ参拝しろと言わんばかりに。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 駅から航空祭会場まで遠い、しかも蛇行行列あり
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- 抽選にも関わらず2キロ長蛇の行列に仰天
- 催し物の規模:
- 5.0
- 米軍がタッグ組んでるからデカい
- 雰囲気:
- 5.0
- 東の自衛隊と西の米軍が真逆の雰囲気
クチコミ投稿日:2022/09/18
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