大牟田の町を見守ってきた神社
- 4.0
- 旅行時期:2022/08(約2年前)
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by Decoさん(男性)
大牟田 クチコミ:168件
大牟田市の本町にある神社です。
周辺はすっかり寂しくなりましたが、大牟田市を中心的な商業地で商店街であり、神社も商店街に囲まれています。入口も商店の横から入ったり、ビルの下を潜って入ったりと、かなりユニークな感じです。
境内には拝殿の他に毘沙門様が祀られていたり、大蛇山の展示もあります。社務所もあって、御朱印もいただけるそうです。
神社の北側の入口から車を境内に入れられ、駐車もできるようです。
大牟田神社は、昔は毘沙門様と呼ばれていたそうで、江戸時代は神仏習合であったことがうかがわれますが、明治に入り分離されて神社単体となったそうです。
江戸時代、すぐ北にある大牟田川河口は三池炭鉱の積出が行われ、三池藩の石炭関連の施設などもあって、そこから大牟田の町が形成されていったそうです。神社のすぐ近くにもかつては藩の代官・古賀氏の屋敷があり、毘沙門様も古賀氏が勧請したそうで、江戸時代末期以降、周囲に飲食店街が形成されて盛り場になっていったようです。
大牟田の歴史を見守ってきた神社。その起源も三池炭鉱と大きな関わりがある神社。そう思うと感慨深いものがあります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/08/15
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