青梅の吹上菖蒲公園は、青梅生まれの私共が知らぬ間に、いつの間にか観光名所になっていた。
- 4.0
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by jijidarumaさん(男性)
青梅 クチコミ:9件
2014年6月21日:故郷青梅の名所【関東の古刹(こさつ)・塩船観音寺(しおぶねかんのんじ)・吹上菖蒲園(ふきあげしょうぶこうえん)】を訪れた。
昨年の7月に母が93歳で亡くなり、2014年の年は母が残した実家の遺品などの整理で時々、青梅を訪ねた。
この時も前日に一泊して、帰る前に二つの名所に立寄った。
どちらの名所も、私共には名所というものではなく、
塩船観音寺はかつてものすごく鄙びたお寺であったし、友人がこの寺の板碑(いたび)について興味をもって、本を出版していたから、それらの事を思い出すぐらいのものだった。
しかも、故郷の名所と言いながらも、香港駐在(1992年~95年)から東京(1995年~96年)に、そして大阪(1996年~2001年)へと、単身生活が続いた時期に出来た吹上菖蒲公園(1998年開園)は、今までも一度も来たことがなかったのだ。
だから私共には、どちらも今回初めてと言って良い場所なのだ。
【吹上菖蒲公園】
東京都青梅市吹上425番地
「吹上花しょうぶまつり」・・・6月1日~30日
青梅市北東部に広がる霞丘陵の*谷戸地(やとち:丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形)で、勝沼城跡歴史環境保全地域に位置する。
開園は1998年(平成10年)というから、まだ十数年経っただけだ。
それでも、全体面積 約2.100ヘクタールの広さになった。
花菖蒲が開花する5月から6月にかけて毎年「吹上花しょうぶまつり」が開催される。
開催時の入園料は有料だが、それ以外のときは入園無料。
土曜日、日曜日は休園だがまつり開催時は無休。
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吹上菖蒲公園は貴重な谷戸地(やとち)を保全するためにつくられた公園で200種超、10万本の花菖蒲が見られる。
花菖蒲(5月下旬~6月下旬)の他に、ホタルブクロをはじめとしてさまざまな花々も咲き、フジバカマ(9月中旬~10月中旬)や、彼岸花(9月上旬から中旬)も見ることができるそうだ。
*谷戸地(やとち):
多摩丘陵・三浦丘陵・狭山丘陵・房総丘陵・武蔵野台地・下総台地といった関東の丘陵地・台地の縁辺部が、長い時間をかけて浸食され形成された谷状の地形は、谷戸(やと)、谷津(やつ)、谷地(やち)などと呼ばれている。
これらの表記および読みは地域により分布に差が見られ、同様の地形を表す際にも、千葉県などでは「谷津」(やつ)を、神奈川県および東京都多摩地域では「谷戸」(やと)または「谷」(や)を、東北地方では「谷地」(やち)を使う場合が多いと云う。
この広い吹上菖蒲公園の花めぐりは楽しい。
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- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/08/15
いいね!:4票
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