新しく快適なフェリー

4.5
旅行時期：2022/06（約4年前）

by Matt Yさん（男性）

門司・関門海峡クチコミ：1件

2021年に就航した新しいフェリーです。船独特の重油の臭いや騒音もなく、静かな船です。

航路は沖合を通りますが、私が乗った時は海上にいることすら認識できないほど揺れませんでした。ただ発電機からなのか、音はないものの細かい振動は常時しているのに、最初はちょっと違和感を感じました。

館内はWi-Fiが有りますが、私が試した限り、Wi-Fiは殆ど使い物になりませんでした。その代わり、割合沖合は航行しますが、寝ていた東京湾を出た後から朝熊野灘付近まではわかりませんが、それ以外ではほぼ携帯が繋がりました。ただ船は鉄でできていますから窓際か屋外デッキ限定になるので、内側の船室だと掴めないかもしれません。

航行時間は21時間ですが門司行きの場合、2日目の午後からは陸地が近いので景色を楽しむことができますし、小さいですがフィットネスジムもあるので、汗を流すことも出来るので、2人旅でしゃべっていたこともありますが心配していた「時間を持て余す」ということはありませんでした。ただ船の大きさの割に歩き回れるスペースは広くありません。

外は6階デッキの真ん中しか航海中は開放されません（それも天候が許す限り）。また外は座るスペースがないのが残念。

利用した船室はステートルーム。
基本運賃プラスルームチャージ28000円です。部屋はビジネスホテルより広い部屋なイメージ。シングルベッド2台とベッドになるソファがあり、感覚としては2人で使うとかなりゆったり、4人で使っちゃうとベッド以外のスペースがなくなるので窮屈そう、そんな感じでした。室内にテレビ、冷蔵庫、湯沸かし器、トイレ、洗面台、シャワー有り。
1人だとこの下のクラスツーリストSにする予定でしたが窓がないので、今回は2人旅ということで選択。

この下のクラスだとトイレは部屋から出て共同なので、その点は大きかったです。

食事は航海中の大きなイベントですが、アラカルト方式なので、そんなに食べない人はブッフェ式の船より安くつきます。ただ分量は少なめ、（ビーフシチューに至っては肉片が3つあるだけ）追加でオーダーすると安くない値段になってしまいます。また最後の夕食は品切れメニューが多かったのも残念。
レストランを利用しない場合、船内で事前に申し込む弁当やカップラーメンも売られていました。

新門司港到着からバスで小倉駅には1時間かかり、22時の到着でした。