大賀ハスの聖地、千葉公園
- 4.5
- 旅行時期:2022/06(約4年前)
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by たのちゃんさん(男性)
千葉市 クチコミ:1件
大賀ハスの名所は数々ありますが、千葉公園は駅チカなこと、ハス池の中に木道があるため接近して見られること、株の数が多いコトなどから、手軽に古代ハスの魅力を感じられるところです。
「大賀ハス」は千葉市で発見された世界最古の花として、千葉県の天然記念物および、千葉市の市花に制定されています。
見頃は6月の中下旬で、今年は中旬の寒気団の影響で開花が例年より1週間遅れて25日頃に見ごろとなりました。29日に訪問しましたが789輪が開花していました。
30日は過去最高の940輪だったそうです。
まだ蕾もたくさんあったので、おそらくあと1週間(7/7頃まで)は楽しめ
ると思います。
ハスは真夜中3時ころ開花し始め、6時に満開で9時にはもう閉じ始めてしまいます。
そのため始発電車で6時に到着するように行きました。平日にもかかわらずもう200名くらいがおられて、熱心に撮影や観察をされておりました。
従ってハスを見に行くのは、遅くとも朝9時前には現地に着いているべきです。
ハスまつりの期間中に行くと、ガイドさんによる解説やミニ講座、象鼻杯(ハスの茎でドリンクを飲むイベント)などがあり家族で楽しめます。大人が行くと象鼻杯で日本酒(といっても大匙1杯程度ですが)を飲ませていただけますがこれは感動しますよ。
これは歴史ある作法で、ハスの葉を酒杯に仕立てたものです 。蓮の葉と茎がつながる部分に穴を空け、その蓮の葉を漏斗状にして高く掲げ、そこにお酒またはドリンクを注いで飲むものす 。その様子が象の鼻に似ることから「象鼻杯」と呼ばれました 。また別名「碧筒杯(へきとうはい)」「荷葉杯」「象鼻杯席(象鼻盃席、ぞうびはいせき)」ともいいます 。江戸時代後期に編纂された『古今要覧稿』にも記述があり、中国から日本にも伝わった優雅な行事です 。
ハスにまつわる歴史的イベントを体験するのも貴重なことです。
**まつりは平年の開花時期にあわせて設定されるので、今年は18日~26日で終了していました。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 5.0
- 千葉駅から800mと好立地です。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 6月下旬の最盛期は混雑します。平日来ましょう。
- バリアフリー:
- 5.0
- 荒木山に登らなければ完全フラットです
- 見ごたえ:
- 5.0
- 700輪を超す大賀ハスが咲き、圧巻です
クチコミ投稿日:2022/06/30
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